デスドライヴデッドリー

竜翔

設定と紹介 (仮)

頂絶者エンハンス

死途再臨により人外になった存在

不死をデフォとしており斃せるのは同じエンハンスと

エンハンスに対し洗礼武装による武器と魔術は有効

だが倒すためには『存在矛盾』を証明することが必要であり

存在矛盾で自己確立を失ったエンハンスは通常の武器でも殺せるほど弱体化する



主人公は多重人格で片方の死を経験し死にながら生きている為因果的に死亡せず死を持つという矛盾により生と死の境にいるため死なない

死途再臨を行わず幽力イーオンを手にし

死を裁く死デスドライヴデッドリーとなる



幽力イーオン

死途再臨を経て死を代償ひきかえに得た力

頂絶者特有の異能であり現実改変により能力を発揮する

能力を体の一部として展開できる。

周防塩河の場合両腕の幽力を出現させることができる

完全覚醒した場合五体部位それぞれに能力を得ることができる




エンハンスの弱点

エンハンスは超越存在であるがその前は人間でありその価値観は継続している

その為力を行使するほどに現実乖離症に陥り確固たる現実と空想の境を見失い存在の重力を無くし存在が浮遊し空中分解をしてしまう

制約や弱点を設けることで現実の絶対性を揺るがせない防衛措置を行っている

そしてエンハンスを駆除すれば改変した現実が修正される


死穢

エンハンスの現実改変により生まれゆく命が否定され水子となり人間に憑りつき生き返る為にすげ変わる

主人公は基本エンハンスと死穢の駆除に専念している




存在矛盾 各々のエンハンスの特徴と現実を照合し矛盾点を突きつけることで殺せるようになる話術と術式。それと現実乖離を恐れるエンハンスに『お前の存在は現実じゃない』と現実と言う重力から切り離し空中分解させる方法。人は飛べない。だが飛べるお前は人ではないなどエンハンス前の常識が継続しているための弱点でありエンハンスと言う理から外れたモノに耐えきれず持ってしまった自滅願望に由来する


例えば吸血鬼タイプのエンハンスがいて

日光が弱点の吸血鬼なのだから日光を避けるが

エンハンスは吸血鬼タイプであろうと日光は弱点にならない。故に日に晒し『お前は吸血鬼ではない』と証明すれば日光が弱点になり倒す事ができる。これが存在矛盾である


太陽に強い吸血鬼と言う認識のエンハンスはよほど自我が強くないとおらず

『吸血鬼は太陽の光に弱い』と言う事実がなければ吸血鬼と言う自分が定義できず。弱点ゆえにそれが自己の証明になるゆえに克服は不可能。

人間の頃の常識があるからこそエンハンスは存在できると言う頂絶者でありながら弱点そのものがなければ生きていけないのがエンハンスである



幽力イーオン一覧


死を殺す諡デス・ドライヴ・デッドリー

紙で構築された両腕の顕現。さながら千羽鶴のような折り重なった紙細工の腕

腕による攻撃能力は皆無に等しいが特筆すべきは能力であり

『表裏の間に乖離した次元を作る』能力であり

紙一枚でも次元の断層としてあらゆる攻撃も通さず

表裏の間は乖離した断層そのもの故にあらゆるものを剥離させる

その特性を生かし紙を物質に差すことで断絶させる現象を起こせる

紙の腕はそのためであり気力が続く限り無限に紙を生成できる

応用として紙飛行機として投擲し穿つ追尾弾として放つことも可能

鉾と盾。両方備わった幽力である

進化した能力で透明の紙を作り出し光を照射することで貫通する光線を放てる

これは表裏の隙間の特性である乖離現象を利用した技である


死に由来した能力ではないが

頂絶者エンハンスや死穢など死なない者を

確実に殺すという意気込みと

やがて自分すら殺す力として向ける自分への矛先から


≪真の能力は生と死を乖離させる能力≫

表裏とは生死そのものでありその中心は無極である

死を超越した頂絶者に対し生という矛盾せいじょうを与え崩壊させる



裏のないおもてなしフェイク・トゥ・フェイク

死を殺す諡デス・ドライヴ・デッドリーと同じく両手形の幽力イーオン

半径6メートル以内のものは嘘を吐けない能力

更に能力を開示し嘘を吐いた場合心臓に釘を刺す追加能力がある

応用が利き人物に限定せず6メートルにいるものすべてが明るみになる為

幻覚やまやかしの類は通用しない


進化すれば嘘に嘘を重ねれば現実になる『嘘の上塗りダブルクロス』が追加される

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