bone
夕雨 夏杞
bone
骨 カラカラ 骨 カラカラ
声が 骨になった
カラカラ
軽くて、かたい
カラッ
優しさと微笑みが
ひとつの小さな箱におさまる
カランッ
恐怖 驚き 不安 焦燥
全て正しく、全て間違っている
カラ
さっきまで傍にいた、のに
今、とおい場所に置き去りにする
カラカラ
いつか、私も骨に
燃えるのだ
カラ
bone 夕雨 夏杞 @yuusame_natuki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます