流行りについての所感

星の人

第1話 無能について

 よく見かけるのが『無能ほにゃららに転生したけど~』というタイトルだ。そして頑張って有能になるのだろうけど、ちょっと待ってほしい。


 まず無能とは「能力や才能がないこと。役に立たないこと。また、その人や、そのようなさま」とある(辞書から)。

 そのうえでみんなは学生生活でこんなことを思ったことはないだろうか。なんでこんなに頑張っているのにちっとも上達しないんだ、あんな勉強してない奴の方が上なんだ、と。

 その分野については無能だったらどんなに頑張っても無能のままの方が多いのだ。それなのに無能に転生して有能になれるだろうか?


 わかりやすい?例えを思いついたので書いていく。

 ここに一台のオンボロPCがある。そのPCに最新のソフトウェアを入れたとして凄い性能を発揮できるだろうか? 無理だ。

 これを人間の体で例えてみる。元の肉体より劣っている肉体に、常人の精神を転生させて元の肉体以上の性能を発揮できるだろうか? 無理だろう。


 まあこう考えるので、見るたびに無能が有能になるとか無理じゃね? と思ってしまうという話だ。

 中には赤ん坊から努力したおかげなんて設定があるかもしれないが、それでも鍛えれるのは握力などで、記憶力とかは無理だろ……となる。まあ純粋に楽しめなくて損だと我ながら思う。


 そんなわけで、これを読んで同じ風に思ってた、こんな風に解釈して読んでますといったコメントがあればうれしいです。

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