クラス転移したら魔王軍に行くことになったのだが、どうしたらいいだろうか?

朱華 ナツメ

第一章 「始まりの物語」

第1話 異世界転移?

俺は高橋たかはしれい17歳の高校2年生だ


好きな事はアニメや漫画、ラノベなどがある


その好きっぷりと言ったら

学校にラノベを持ってきて

休み時間に読んでいるほどだ


まぁ~友達はというと...


「いや~今回の夏アニメも熱かったなぁ~たかはしぃ」


「いや~恋愛ものとか多くて助かったわ」


「高橋は恋愛もの、好きやもんなぁ」


「異世界ものもだけどな」


「今回は異世界ものも多かったしなぁ~」


「俺の至福のひと時であった」


「だろうな」


こんなやつばっかである


まぁ~でも?

類は友を呼ぶといいますし?

お互い好きなもの話せますし?

ええと思うんですけどねぇ~


俺はそんな時間ひとときを送っていた


そしてある時事件は起こった


そうそれは4時限目が始まって

半分を過ぎた時だった


「あれ?なんか揺れてね?」


「確かに揺れてる気がする」


突然床が揺れ始めた


それは次第に大きくなっていき...


「皆机の下に隠れろぉぉぉ!!!」


先生の声で全員が机の下へもぐることとなった


「おい!これ学校崩れるんじゃないだろ~なぁ!!」


「私まだ死にたくない!!!」


クラスが一斉にざわつき始める


「とりあえず先生はほかの先生のところで確認してくる!!皆は戻ってくるまで隠れてなさい!!」


そして先生が廊下にでたその時であった


ピカーン!!と教室が光り始めたのだった


「おいなんだよこれ!!」


「どうなってんのよ!!私怖い!!」


「なんだ!?体急に重く...なって...きて...」


.....


「おい!皆!廊下のほうは揺れてな...いぞ?」


先生の目に映ったのは誰もいない教室だけであった


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「あれ...ここは...」


俺が目を開けるとそこはさっき見ていた光景とは違う場所だった


どこだここは...?


俺はまだ寝ぼけているのか?


俺の目に映っているのは雲一つない青空

そして鼻を通り抜ける木々の香り


...?

木々の香り?


俺は倒れていた体を起こす


「なんだよ...どうなってるんだよ...これ?」


俺の周りにはただただ木、木、木

どこを見ても木しかなかった


待て待て待て!?

おかしいぞこれは!?


俺はさっきまで学校に居たんだよな!?


もしかして

学校が崩壊した?


いやそれはない...


たしかにすごい地震ではあったが

光に包まれる前に見た光景では

壁にひびなどは入っていなかった


...光?

あれ?おかしくないか?


なんで光が急に...


まさかこれって...!?


俺は手を前に突き出しこう叫ぶ


「ファイアボールっっっ!!!!」


...


しかし俺の願いはむなしく

俺がただ叫んだだけで終わった


はずかしぃぃぃ


俺の予想が正しければここは異世界

あの時の様子を見る限り

クラスごと転移したのは間違いないであろう


では肝心のクラスは?


普通召喚とかされたら

王の前とかにされるよな?


俺のスキルカードは?


...俺はあれこれ考えているうちに

一つの考えが浮かぶ


「まさか俺ってスキルもわからず転移失敗した?」


...これはまずいことになった


自分のスキルがわからないまま転移だと!?


それじゃあ夢の異世界無双も異世界ハーレムも出来ないじゃないか!!


あぁぁ...どうすればいいんだ


しかしこう嘆いても無駄な時間をすごすばかりである


こういう時異世界転生ラノベの主人公ならどうするか考えよう


...そして俺に一つの名案が浮かぶ


わかんないからとりあえず走るか


俺はばかである


普通のラノベ主人公ならここで力に目覚めていはずなのだ


ただ俺はまだ自分の能力もわからないし

もしかしたら無能力者かもしれない


そんな状況でどうにかしろといわれても無理だ


つまりこの状況は

完全に八方ふさがりだ


だからとりあえずこの森を抜けるために走る


もしかしたら異世界人に会えるかもしれないし


...ここが俺の予想通り異世界なのだったらだが


........................


もう夕方くらいだろうか


ここに来たときは青空だったのだが

今はもう夕焼け色というやつだ


未だ森を抜けれていない


とゆうか虫嫌いで体力のない俺にとっては

地獄みたいな場所だ


今はもう異世界転生とか考えている暇はない


第一

異世界でも現実でも夜の森はまずい

ラノベなら夜の森にはモンスターが発生しやすくなる


ここが異世界ならモンスター一匹見てもいいはずなのだが...


ここが本当に異世界か不安になってきた


...そろそろ疲れてきたのでいったん休憩にしよう


俺は近くにあった大きな岩に座った


落ち着いたところで

今の状況を整理しよう


地震が起きて

謎の光がきて

目を開けるとそこは森で

異世界かわからないしここは現実世界かもしれない


しかしどっちにしろ森で迷子になっているのは変わらない


...積みか?これ


どうしようもないのである


さて...ここからどうしたものか...


ガサガサと近くで音もするし...


!?


そこの茂みから音がした?

俺は武器もないので

動画でみた格闘ポーズをしてみる


まぁ~本当にポーズだけなのだが


そしてその茂みから飛び出してきたのは


...


そこには青くてにゅるにゅるした生物がいた


「う...うわぁぁぁぁぁぁ!!!!本物だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


本物のスライムだぁぁぁぁ!!!


つまり必然的にここは...


「異世界転生きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


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朱華ナツメです(。・∀・)ノ


異世界ものです


陰キャ主人公が暴れる物語では...あるかもしれないですけど


投稿頻度はわからないです


よろしくお願いします ぺこ <(_ _)>

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