このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(79文字)
いつも鳥愛(とりあい:鳥類への愛)にあふれた作品を書かれる幸まる様、その慈悲に満ちた視線はゴミ捨て場のカラスたちへも向けられます。いろいろ落っことしてくるカラスたちへの解釈が素敵すぎます。ボランティア精神などと言わずに、愛に満ちたまなざしを自然に持ち続けられる――命への慈しみを感じます。