前戯の基本① 濃厚キス



 前戯の基本的な流れは

 ①濃厚キス→②首筋ちゅっちゅっ→③体への愛撫→④挿入!!



 霜月の独学なので、合ってるかは知りませんよ。




 えっ? キスから始まったのに、またここでキス? って思うかもしれませんけど、全てはキスから始まるので、キスがないと盛り上がらない!!



 

 押し倒す前のキスはわりとソフトな感じだけど、ここでのキスは濃厚に舌を絡めて、お互いの気持ちを高める。




 もはやこのエッセイはセックス講座にも思えてくる(?)




 濃厚キスも受け目線で書くか、攻め目線で書くかで大分印象は変わると思います。




 そもそも性描写自体、どちらの目線で進行するかは決めた方がいいとは思いますけど。私は基本的に攻め目線です。




 受け目線は辱めや恥じらいがある性描写じゃないと書きづらくて、基本的には攻め目線。




 受けからは自分の見た目は見えないし。

 自分の思ってることだけで性描写をフィニッシュまで進行させるのは結構キツイ。




 その辺も調べたことありますが、BLは受け目線で進行するのが多いそうですね。作者の好みで良いんじゃないかな。




 ということで、目線別濃厚キスをR15以内向けに、さっぱり柔らかく書いてみよう!!!




 攻め目線。



「……霜月っ……っん…」千早に覆い被さり両手で顔を包み込んだ。見つめ合い、そっと顔を近づけキスする。何度も何度も、繰り返し唇を重ね、愛を伝える。


「ん……っん……ん…はぁ……ん…はぁ」唇の隙間から舌を差し込む。口内を舌先でなぞり、優しく愛撫する。千早の舌を感じながら、深く、奥へ、絡める。絡まれば絡まるほど千早の目は垂れ下がっていく。キスから漏れる千早の甘い吐息に体の中が熱くなり、舌を激しく絡めた。



 さっぱりだったかな?(笑)

 既に押し倒されているので、前戯前のちゅっちゅっ攻め目線になります。


 ポイントはいきなりディープにいかないところです。バードキスから入り、口内を愛撫する点。


 バードか、プレッシャーキスからしないとさぁ。いきなりのディープキスされたら萎えることない?(何)


 口内愛撫は苦手です。上手く出来ないし、なんか、されるのも苦手なんで……。一般的に歯の裏とかやりますよね。



 如月さんは口内愛撫してますけどね。睦月が好きすぎるんで。



 話を戻しますw

 攻め目線の濃厚キスの熱量はそのキスで受けがどう変化しているかを書くのがポイントだと思います。





 受け目線。


「……霜月っ……っん…」押し倒された。触れ合う体に鼓動が早くなる。手をそっと、霜月の背中へ回した。顔が近い。しばらく見つめ合い、唇が重なった。


「ん……っん……ん…はぁ……ん…はぁ」何度も何度も繰り返しキスされ、顔が熱くなる。もっと欲しい。唇を少し開けてみる。霜月の舌が入ってきた。口内が舌先でなぞられ少しくすぐったい。霜月の舌に触れると、深く、奥へ、絡まった。絡まれば絡まるほど体の中に熱が巡る。物足りないよ、もっと欲しい。霜月の吐息を感じながら舌を激しく絡めた。



 ベースは同じ文ですが、見え方は全然違うと思います。



 ポイントは唇が重なったらすぐバードキス描写に移った攻めとは違い、受けの場合、吐息描写の後に、バードキスが来てるというところです。



「吐息」前文にくるより、後ろに書いた方がえっちで、されてる〜〜感がある。(※個人の主観です)

 


 みての通り、受けだと受け自身の見た目は分かりません。自分の想いが乗せられる分、文が上積み出来るので、書きやすいです。



 この2つの描写はやっぱり受けの方が作成時間は短いです。文の量は多いのに。それぐらい書きやすい。



 書きやすいが、攻めが何やってるのかが明確に分かりにくい。攻めと受けの表情が伝わりにくいので、三人称を入れ込んで読み手に伝える。



 例えば『薄めを開けて霜月をみた。頬を赤らめ、欲情した瞳を向けている』など、攻めを見る瞬間を与えた方が、受け描写はえっちになると思います(?)



 個人的に上記の攻め目線と受け目線だとやっぱり私は攻め目線の方が甘くてえっちな感じがして、好きですけどね。



 こんな風に比較することなんてあんまりないと思うのですが、皆さんはどう感じましたか?



 次回は首筋ちゅっちゅっ♡にいきたいと思います。通報しないでください(笑)



 応援、星ありがとうございます。

 励みになります。



 まさかこんな自己満のような落書きエッセイがこんなに応援してもらえるとは思ってもいませんでした。



 如月さんは近況ノートにリンクがあるので、気になる人は描写を全文そちらで見てください。



 執筆活動を始め、もうすぐ3ヶ月の未熟者ですが、何かの参考になれたら幸いです。

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