第4話 オンライン授業
対面授業ではない。オンラインもしくはオンデマンド授業だ。パソコンから先生の作った動画をみて単位をとった。大学1年生の頃は、時間がありあまっていた。コロナ日記を作ればよかったと思っている。今更ながらそのことを後悔している。毎日感染者数をチェックしていた。そして、本ばかり読んでいた。文章を読むことは好きなのに対し、レポートを書くのには苦労していた。アカデミックな文章を書くのに自分は向いてないと思った。教養科目が多く、日本の文学についてレポートを書いていた。中には、15分の動画をみて、課題をやって終わりという授業もあった。
教授の家を覗いたこともあった。先生がカメラをオンにしていたし、背景を設定していないものだから、家の風景がうつっていた。他の授業では、出席のときだけ起きて、あとは寝ていたこともある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます