第2話 キャラ

 自分の個性はわからない。自分はとにかく何かを表現したいという漠然とした思いを持っている。しかし、具現化てきてないないもどかしさを抱えながら生きている。自分を守りたいと思うことがある。

自分が可愛くて仕方がない。散財することがある。親元から自立し始めた時期は特に金遣いが荒かった。カップラーメンばかり食べていた。はじめてのアルバイトが新鮮だった。

 過去のトラウマがフラッシュバックすることもある。自分の嫌なところがどんどん見えてくる。ネガティブになることのほうが多いかもしれない。歌ってストレスを発散していた。蕁麻疹がひどくて外出もおぼつかない時期もあった。冬の時期に外に出るのが辛かった。吐き気にも襲われた。

 高校生の頃から、音楽を聴く習慣ができた。単純にカラオケ通いを始めたからだ。歌える曲を増やしたいという狙いだった。高校のときは校則で、カラオケ禁止だった。それでもこっそりと行っては歌っていた。大学生になってからは、聴くアーティストの幅を増やした。カラオケでも、流行の歌はおさえている。曲を作ってバズっているのをみるとすごいと思う。歌詞を作ってそれを表現していて憧れる。

人間だから、何かしら表現をして自己実現の欲求を満たしているかもしれない。学生時代はいろんな人とカラオケに行った。ジュース飲み放題が最高だ。ドリンクバー付きだったら何杯でもおかわりできる。高校生時代失敗したのが、3000円かかったことだ。ワンドリンクオーダー制の意味を知らず、何杯もお変わりして高額な料金を取られた。それ以降、ドリンクバー付きかワンドリンクオーダー制か確認するようにしている。

 自炊は下手かもしれない。料理がうまいとつくるのが楽しみかもしれない。レトルトカレーや茹でるだけで、食材を一から作って調理することはあんまりしない。時短を目指しているのもある。

腕に自信はない。疲れているときも自炊をしたくない。

 一人暮らしをしながらやっているといろんな空想にふける時間が持てる。自己分析が趣味だった。自分と問答していた。理由は就活を控えていて、充実した学生生活を送りたいと思ったからだ。

人間関係で試行錯誤する日々が続いた。自分の思った通りにならなくて失敗することもあった。

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