第41話ブリュヴェールとの食事シリーズ2
今回から、ブリュヴェールのあだ名は
何度か、名古屋に来た千茶ともう4回も年末年始を過ごしている。
千茶にジビエを食べさせたいと思った。
千茶も、ジビエには興味があり、鹿肉が食べたいと言った。
今池の「チェッカー」と、言う店はジビエを出している。
年末行くと休みだった。翌日は開店していたが、鹿肉が無かった。
こうなるとどうしても、鹿肉が食べたくなったようで30日行くと鹿肉が置いてあった。
味は美味しいが、あの獣の風味が完全に消され、物足りなかった。
千茶は、イノシシ、鹿と食べたが不満足。
でも、翌日からは年末年始で大抵の店は閉める。
3日間続けて今池に行ったのは、それが最初で最後だった。
冬になれば、ジビエ。
だいたいの自治体は、11月から3月まで猟の解禁期間だ。
害獣駆除しなければ、鹿は杉の皮を、食べてしまう。
そして、杉は枯れる。
樹木医だから書くが、樹木の水分などの補給経路は樹皮にあるのだ。
皮をめくってその下辺りまでが、その部分。だから、皮とその下の組織を剥がすと樹木は水分不足で枯れてしまう。
話しが逸れた。
鴨は食べ飽きたし、イノシシ、鹿は目一杯食べてきた。
キジが食べたいなぁ。
うさぎが美味しいと話したら、友達がうさぎが可哀想と言った。
煮込めば美味しい野獣なのだが。
「チェッカー」のあとは、日本酒を飲みに他の店に行った。
「チェッカー」にも、日本酒はたくさんあるが。
千茶との冬の思い出だなぁ。3年前の冬。
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