蛹化
外に出ると、時間をかけて可愛くした髪の毛が風によってすぐに崩されてしまう。その風が、女の子の頭をポンポンする恋愛が下手な男の子のようだった。
あぁ、通りで世の中は異常という風が吹いていて、私の心がすり減っていくんだ。
柔らかい心を傷つけられ、蛹化するように引きこもった末に社会かあの世へ飛んで行く。まるで私は蝶のようだ。飛んで行く先はどちらにせよ地獄なのだから、見た目くらいは華やかになって散りたい。
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