恥
生きることは、良いことでも悪いことでもない。惑星があることも恒星があることも、人の都合に関係がなければ、良いも悪いもない。それと同じように人の存在も宇宙からすれば良いも悪いもない。だから宇宙は残酷な仕打ちだって地球にもたらす。地球だって私たちにそうする。私たちだって動物にそうする。生まれてくる意味はないけれど、生まれてきてからそれなりの理由を美しい形であてがう。
生きるとは、生まれた瞬間に背負わされた恥の隠し合いだ。
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