【フリ-台本】
桃園緤
貴女らしいけどほどほどに
貴女・・・なにか背負い込んでませんか?
「なんでわかるの?」って
それは・・・貴女のことだからですね
いつも自分より他人を優先してません?
それぐらい短い付き合いの僕にすらわかりますよ
それが貴女らしいといえば貴女らしいですが・・・
自分のキャパシティー考えて動かないとだめですよ?
人間抱えられるキャパシティーは限られているんですから
まあそんな貴女・・・だからほっとけないんですけど(小声)
いえ、僕は貴女を思って言ってるんですからね?
わかってますか?
しつこいようですが
身体と心は大切にしてくださいね
な、泣かないでくださいよ
・・・・・・はあ
そんな調子にならないでくださいよ
僕も調子が狂うんですが・・・
ひとまずその涙を拭いたらどうです?
・・・まったく
そんなになるなら僕の言ったことわかりますよね?
自分を大切にしてくださいね
えっと
・・・今度一緒にカフェでもいきませんか?
なんですか?その顔
息抜きの提案ですよ
泣くほど背負ってたみたいですし
どうです?
・・・いい子ですね
おいしいところを探しておきます
やっと笑顔をみせてくれましたね
安心しました
「ありがとう」?
別に友を思って言ったことなので
・・・恥ずかしくなってきたので
僕はそろそろいきますが
大丈夫です?
・・・ええ、息抜きはちゃんとかなえますよ
近いうちに連絡します
それでは
【フリ-台本】 桃園緤 @setu2024
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます