第4話 ウミネコ通りの坂を上がって

 今朝は自転車をこいで、ウミネコ通りをすぅーっと走り抜けた。


 早朝の通りは波音だけがザザーンザザーンと聞こえてとても神秘的な気分。


 露天商バザーが準備を始めたよ。

 バザーの通りに大きな坂がある。その坂を、ペダルを一生懸命いっしょうけんめいにこいで登ってゆく。

 ここなの自転車は錬金術エンジンが無い旧式だから坂はたいへん。


 でもがんばるどん。がんばるどん!


 坂を登ったらそこからはゆるい下り坂で、バザーの店舗に気をつけながら下ってゆく。

 ペダルこがなくてもすぃーっと自転車が進んでゆくよ。

 ああ楽ちん。どんどこどん。


 宿についたらいつもの時間に来る卵売りのおじさんから卵を2つ買って、2つ目玉のハムエッグを作ります。

 パンにはさんでバスケットに入れて、仕事の準備を済ませたら、さてさて!


 今日も仕事に行ってきまーす!


 仕事はザルカス市までのフライト。

 CA(キャビンアテンダント)の友人のDon☆太Cosさんと連携れんけいを取りながら業務をこなしました。


 ここなが失敗しちゃってお客様の服にジュースをこぼしちゃっても、太Cosさんは優しく気遣ってくれたよ。


 うーんがんばらなきゃ!


 

 夜遅く帰宅。

 今日もよくがんばりました。花丸花丸。

 携帯錬金術通話機ズマホが鳴ったので出てみると同僚のヒッチさんでした。


 明日は休日。一緒にドライブに行こうというお誘いでした。


 じゃあ明日は楽しいドライブということにして早く寝ようかな。


 みなさんおやすみ。

 マジカルロッド先生もおやすみ。

 ここなは寝まーすよ。

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