我こそは迷へるニッチセイヘキ読者ぞ

例えばピクシブだと1年半前に投稿したニッチなスケベ小説に未だに新規ブクマがつく。(※私の主戦場は成人向け小説)


え?どこからいらっしゃったんですか?粗茶ですが…みたいな気持ちでぽつ…ぽつ…と増えるブクマを眺めている。

逆を言えばピクシブではニッチなセイヘキの持ち主がまだ見ぬ作品に出会えるようなシステムが作られているのではなかろうか。


ピクシブは課金するとアクセス解析で「どこから」来ているのかもわかるようになっている。見たところ検索よりもトップからのアクセスが多い。


カクヨムとかなろうはアクセス数は見せてくれてもアクセス解析は見せてくれないので、断言はできないんですがー…まぁ多分トップからのアクセスが一番多いんじゃなかろうか。

シブって検索履歴からオススメ出してくれるし、公開ブクマから作品をブクマした人の他のブクマを見れるのでニッチな同志に感謝しながらセイヘキをシルベにこの広い海を泳いでいける。

何よりトップにまだ見ぬ新着作品をよく出してくれる。

これだよ。ランキングよりセイヘキに引っかかる新着が見たいんだよォ!(バンバンバン)


カクヨムの戦略もわかるんですけどね。

大規模な書店の店頭みたいなものなんですよ。

毎週買ってる雑誌すらいちいち奥に入らないと見つからず、通路から見えるのはランキングばかり。

さてここからは根拠のない憶測。

細分化するニーズに応えてしまうと、読み手が読む作品がバラけてしまうんですよ。

そうすると、書籍化する側、つまり出版社側にアピールできる数字が減ってしまう。

書籍化したいんでしょ?書籍化するにはカクヨムでの数字を見せな?数字が有るなら書籍化もメディアミックスもやってあげるよ?とささやく声が聞こえる(幻覚)


※でもカクヨムのPVやら何やらの数字って、何割かは書き手同士の実売には繋がらない数字なんだろうなと思うと中々出版社側も大変そう。


斯くして私のような自分のセイヘキに刺さる小説を探す探索者は、卓につくことすら出来ないのだ。


ところで我々のようなニッチセイヘキ勢は数こそ少ないがよく金は落とす。

何故ならば少ない供給への感謝が莫大なので。金で感謝しないと新作は読めないと知っているから(個人差は有る)





余談

2022年から本格的に字書きをやり始めていただいた感想で頭一つ飛び抜けて嬉しかったのは

「小説って苦手だったけどスラスラ読めました!」と「初めて文字だけで〆ス亻‡しました」です。


2つ目がわからない人は大人になるまで忘れてください。

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