デザインが運命を変える!?笑いと涙、そして少しのスリルが詰まった恋愛成長物語、今開幕!

湊 町(みなと まち)

第1話 翔の日常生活

僕は高橋翔、フリーランスウェブデザイナー。毎日パソコンの前に座り、デザインに没頭する生活を送っている。今日はそんな普通の日常の一コマだ。


「さて、今日の案件は...カフェのロゴデザインか。」と独り言をつぶやきながら、僕はデザインソフトを立ち上げた。


デザイン作業に集中していると、スマホが震えた。画面を覗くと、LINEの通知が表示されていた。送り主は、大学時代の友人である鈴木美咲だ。


「翔、久しぶり!元気にしてる?」と彼女からのメッセージ。


驚きとともに、僕は返信を打ち込んだ。「久しぶり、美咲。元気だよ。そっちはどう?」


すぐに返事が返ってきた。「私も元気!今度、みんなで集まるんだけど、翔も来ない?」


少し迷ったが、久しぶりに友人たちと会うのも悪くないと思った。「いいね、いつ?」


「明日の夜8時、渋谷のカフェでどう?」と美咲。


「了解、行くよ。楽しみにしてる!」と返信を送ると、ふと昔の楽しかった思い出が蘇った。


次の日、僕は指定されたカフェに向かった。店内に入ると、すぐに美咲ともう一人の友人、涼の姿が目に入った。涼はホストっぽい雰囲気で、スポーツマンだ。


「翔、こっちこっち!」美咲が手を振って呼んでくれた。


「久しぶりだね、美咲、涼。元気だった?」


「もちろん元気さ!翔も相変わらずだな。」涼がにこやかに答えた。


美咲も笑顔でうなずいた。「翔、仕事どう?デザイン続けてるの?」


「うん、おかげさまで。最近、地元のカフェのロゴデザインを手掛けたんだけど、それが結構評判で。」


「すごいじゃん!それなら今度私のSNSで紹介してもいい?」美咲が目を輝かせて提案してきた。


「え、ほんとに?それはありがたいけど...」と僕は少し戸惑いながらも嬉しさを隠せなかった。


「もちろん!翔のデザイン、すごく素敵だからみんなに知ってほしいんだ。」美咲は自信満々に言った。


「ありがとう、美咲。それじゃ、お願いしようかな。」


涼もにやりと笑った。「翔のデザインがSNSで話題になる日も近いな。俺も楽しみにしてるよ。」


僕たちはその後も、大学時代の思い出話や最近の出来事について語り合った。美咲と涼の明るい笑顔を見ていると、僕も自然と笑顔になった。久しぶりの再会は、僕にとって大切な時間だった。


その夜、帰宅した僕は美咲からのLINEを思い返しながら、今後の展開に少し胸を躍らせた。もしかしたら、僕の生活が大きく変わるかもしれない。そんな期待を胸に、僕は眠りについた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る