第38話 走りきれ!マラソン記録会

こんばんは!

結局三日くらい休んじゃったけどこんなペースで徐々に復帰すればいいやなひよです!


さて、今回は「マラソン記録会」について話していこうかなと。

高校三年も終わりに近付き、「高校生活最後の○○」が多くなってきました。なので、カクヨムで一つ一つ振り返っていこうというわけなのです。


そんな高校最後のマラソン記録会。実は前日から色々と考えておりまして……

「走っている間どう過ごすか」を楽しい方向で脳内会議していました。

そもそも走るところから話は始まります。私は常に一定のペースで走ることができて、ペースを上げも下げもしないため1kmのタイム×何km、で走る時間を求められてしまうマイペースの極みなのです。そして計算した時間は48分くらい。もちろん前後することあるので50分と仮定して。さて、その50分間どう過ごすか。

前回話したように、私はカメラアイというか動画アイなので全ての物事を全て映像で考え記憶する、だから思考も全て映像で。私の視界は左半分現実視界で右半分思考映像なのです。そこで右半分の視界に集中すると現実視界に気が向かなくなるから「アレッもう走るの終わった!」となるわけです。つまり50分となると、ドラマ一本を右半分で流してれば終わるわけで。ドラマ観終わった~て思ったら走るのも終わってるわけ。でももちろんドラマ一本丸々暗記なんてできない、だから何考えてよう、ということになりました。

私は推しカプの妄想しようかな~と考えました。さて、何を妄想してようか。

そこで、今度は「背景曲はこれにしてようかな~」と考えます。これは言ったかも言ってないかもしれませんが、私の脳内は常に音楽がエンドレス再生しております。おはようからおやすみまで勝手に脳内で曲が流れ続けてる。ちなみに今は推し曲が流れてますね。脳内で曲がカシャッと切り替わる映像面白いんですよ~!サブスクで次の曲行く映像ですね。

まぁそれは置いといて、流れる背景曲を元に推しカプ妄想するのもありかなぁとなり、じゃあこのアルバム中心に再生してようかな~と思考を巡らせるなどしました。

これがとっても楽しくて。いつも脳内反省会~今日を振り返って~を無意識に行っては落ち込むということをしていたからか、「楽しい脳内会議」ってすっごく楽しくて……!!


そして迎えた当日。マラソン距離は6km。スタートの銃声が響き渡った。

まずは1kmで走る幅と呼吸を調整。リズムを付けて、どの曲のリズムで体を動かすかを確認。例えばバラードなどのゆっくりめのリズムなのか。アップテンポの速めリズムなのか。それが確認できたら、今度は、寝ました。

目を閉じて、頭をぽぅっとさせて、曲に合わせてのリズムに集中。はっと目を開ければ走る位置のズレ。当たり前だよ何で目を閉じるし寝るんだよ。普通にぽかぽかして眠くなっちゃったからですごめんなさい。私立ったまま寝たことあるので走ってても寝ちゃうんです。今度はしっかり起きて走ります(当たり前です)

走る、走るといえば……あぁ、始まりました。24時間マジカルバナナ。連想というものが習性なものですから、寝てる間も毎日夢を見て考えてますからもう24時間です。24時間マジカルバナナしてます。そうして出てきたのは、「推しって体柔らかいのか??」の脳内会議でした。右半分、思考映像に集中します。足も辛くなってきたしね。足ベタ~って出来なそうだなぁ……何て言うんだっけ、開脚だっけ。年齢もあるしなぁ……前後に反って手を床につけるやつは出来るかなぁ……どうなんだろ、逆にどんなストレッチなら出来るんだろうか……、こうして気付いたら半分終わっていました。あと3kmだ!ヨシ!!

その頃には友達も追い付いて並走してくれました。途中私が追い抜いたり追い抜かれたりしましたが。そして恐らく嫌われている女子グループは喋りながらの並走。というか歩いてました。まぁグラウンド回ってるわけじゃないから見つからないもんな。あ、私は最初から最後までちゃんと走ってましたからね?そんな私が追い抜こうと並ぶと、それに気付いた女子グループは一斉に走り出しました。あれ、走れるじゃん。そのままのペースで走り続けると、また女子グループが歩いていました。私は一定のペースですから暫くしたら並ぶわけで。私が追い抜こうとすると、女子グループの一人が振り返り、私を見、走り出しました。嫌われているのが確定したような、いや分かっていたけど何だろう、何て言えば良いんだろう、この感情……と思いながらも別に嫌われは気にしていないのでふーん、と思いながらまた思考映像に集中を戻しそのまま走り続け、ついにゴールしました。

無事完走!途中歩くことなく走り切れました!タイムは0:47:33でした。47分ですね。ちなみに去年は0:47:29でした。全く変わってないじゃないか!!上がりも下がりもしない……!!

これがひよペース。マイペースを極めたひよペース。順位は上がっていました。つまり、私が上がったのではなく周りが落ちたということで。


そんなマイペースを極めた高校最後のマラソン記録会。いえ、マラソンは嫌いですからここまで走るのはもう人生最後かもしれませんね。

無事に相変わらずのペースで完走して何より、なひよなのでした。

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