第28話 ニヒロ機構(緑のキーラ編)

 B12Fに降りて先に進もうとすると邪魔者(夜魔キウン)出現。


謎の悪魔(夜魔キウン)

「オット…

 ここから先へは進ませない。

 これでどうだ?」


 悪魔にスイッチを操作された…

 これを2回やられた後で、梯子でB13Fに降りると思念体。


思念体

「う…悪魔…

 …

 あ、ええと…上のフロアは、3つのスイッチを全て青にすれば…

 宝物庫に行けます…はい。

 …

 …こんな所にまで賊に押し入られるなんて、ホントに氷川様を信じて大丈夫か?」


 なんか、脅かしたようでスマン。

 梯子で上ってスイッチを押したら、また梯子を下りて上る。

 途中にある宝箱からは魔石3個入手。

 その後、またスイッチ操作される。

 だが、3回操作された後はしてこないので、落ち着いて全てのスイッチを青に。

 奥に進んでSターミナルでセーブ。

 更に奥に進んだ先にある宝箱からは3000マッカ入手。

 最後に緑の宝物庫に入って宝箱を開けるが…

 中身は空っぽだった。

 扉を開けて通路に出ようとすると声が聞こえる。


「フハハハ…

 一足遅かったな。

 マガツヒ貯蔵庫で、スイッチ操作にでも手間取ったか?」


 すると、目の前に夜魔キウンが現れる。


キウン

「オレは、夜魔キウン…

 悪いがキーラは渡せない。

 諦めるんだな。

 フハハハ…」


 そう言ってキウンは逃げ去った…

 通路を戻ると、キウンが逃げていく様子が見える。

 慌てず急がず、まずはSターミナルで再度セーブ。


 その後、並んだ部屋のどこかに潜んでいる夜魔キウンを探し出すのだが…

 折角なので、手前から全ての部屋にお邪魔する。

 頂ける経験値は全て頂きたい。

 仲魔は邪神アラハバキ、龍王ミズチ、魔人マタドールの呪殺無効トリオで挑む。


 部屋その1

キウン

「違う、違う…

 オレはキウンだが、キーラを持っているのは別のヤツだ。

 愚か者め!」

 夜魔キウン1体。

 カグツチFULL調整無し。フルボッコで終了。

 これで経験値300は美味しい。

 戦闘後、500マッカ、ソーマの雫、宝玉を入手。


 部屋その2

 なにもいない。


 部屋その3。

キウンの声

「フハハ、不吉なヤツに会っちまったな…

 ま、お似合いかもしれんが…

 フハハハハハ!」

 妖精ケルピー1体。

 こちらもカグツチFULL調整無し。

 ディアラマで一度回復されるも、次のターンに再度フルボッコで終了。

 どの辺が不吉なのか意味不明だった。

 経験値111、100マッカ入手。


 部屋その4

キウン

「違う、違う…

 オレはキウンだが、キーラを持っているのは別のヤツだ。

 愚か者め!」

 夜魔キウン1体。

 カグツチFULL調整無し。フルボッコで終了。

 経験値300、500マッカ、宝玉を入手。


 部屋その5

キウン

「そうだ…オレが本物だ。

 なかなか楽しませてもらったよ。

 チンピラにしておくには、実に惜しい悪魔だ。

 …では、遊びは終わりにしよう!」

 夜魔キウン3体。

 カグツチFULL調整無し。

 今までの戦闘から『煌天の会心』は不要と判断。ボスキャラには程遠い。

 1ターン目に隼人が『フォッグブレス』2回、魔人マタドールが『スクカジャ』。

 これは、だいそうじょうと戦った時と同じ作戦だ。

 『ムド』が怖い隼人だが、回避率を高めれば問題無い。

 実際想定通りで、『ムド』も『デスタッチ』も悉く躱せた。

 仲魔3体は呪殺無効なので、相性も良い。

 『ムド』が仲魔にくると、簡単にキウンのプレスターンアイコンを消せる。

 戦闘が長引いたとしても余裕だ。

 折角夜魔キウンが3体もいるから、

 邪神アラハバキで『タルカジャ』重ね掛け、

 魔人マタドールに『気合い』からの『血のアンダルシア』をしてもらったら、

 見事に3体とも大ダメージ。

 即、終了してしまった。

 隼人と龍王ミズチが少し殴っていたとはいえ、呆気ない。

 結局『イービルアイ』と『マハムド』は使ってこず。

 経験値1200、1500マッカ、反魂香、宝玉、緑のキーラを入手した。


 部屋その6、7、8

 今まであった部屋のロックが無く、普通に部屋に入れた。

 しかも、3部屋とも何もいない。

 …しまった、本物を倒してしまったから、敵悪魔が消えてしまったのか…!

 経験値を稼ぎはぐってしまった…

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