第26話 ニヒロ機構(白のキーラ編)

 扉を開けて進むとすぐ思念体。


思念体

「…賊か。

 キミも氷川総司令目当てに、ここに忍び込んだのですか?」


隼人

「いいえ。」


 祐子先生であって、氷川ではない。


思念体

「見学か何かの気でいるのなら、引き返した方が身のためですよ。

 みーんなこの先でアウト…ですから。」


 ちなみに「はい」と答えると、4本のキーラが必要だと説明してくれる。

 ついでに氷川の居場所も教えてくれる。

 でも特に聞かねばならない話…というわけではない。

 先にはまた別の思念体。


思念体

「ここは、マガツヒの貯蔵庫です。

 貯蔵庫は3層構造になっており、各フロアがキーラを保管する宝物庫に

 通じています。

 その辺にスイッチがあるでしょう?

 それでマガツヒの流れを変える仕組みです。

 …フフフ。

 スイッチを上手く切り替えないと、宝物庫にはたどり着けない…

 ということ。」


 ここはクリア出来ないと、随分自信があるようだ。

 近くの宝箱からテトラジャの石を2個入手。

 スイッチで切り替えて抜けた先にも思念体。


思念体

「それぞれの宝物庫には、キーラを守る悪魔が配備されてる。

 上手く宝物庫まで行けても、そこでみんなヤラれちまうのさ。

 だから、オレたちが慌てる必要は無いわけ。」


 言い換えれば、思念体も慌てる事があるらしい。


 敵悪魔の妖魔コッパテングは、よくメノウを落としてくれる。

 そんな中、女神サラスヴァティがLV34に。

 衝撃高揚を覚えた。

 スキル変化。

 煌天の会心を息吹の具足に変えた。

 チャクラの具足と息吹の具足…そんなに具足が好きなのか。


 白の宝物庫の前に着いた。

 扉を開けると、堕天使エリゴールが現れる。


エリゴール

「私は、堕天使エリゴール。

 ニヒロ総司令の命により、キーラを守護する者の一人。

 さて、あなた。マントラのアホとは違い、多少の知識はお持ちのご様子。

 私は頭の切れる者が大好きだ。

 故に、愛をもってあなたを楽にして差し上げよう。

 キーラは渡さん…死ねえ!」


 群れ集いで妖魔ディースを召喚したものの…

 隼人の放電+電撃高揚と、

 女神サラスヴァティのマハザンマ+衝撃高揚で、楽勝。


 下の階に降りて、すぐに妖魔コッパテングと戦闘。

 龍王ミズチがLV36に。

 マカラカーンとメパトラを諦めた。

 スキル変化。

 煌天の会心をデカジャに変えた。

 実に2回目。煌天の会心はデカジャに変わりやすい傾向がありそうだ。


 まずはSターミナルでセーブ。

 そして次のキーラを目指す。

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