貞操逆転世界で覗きをする主人公を阻止するはずが見られて興奮して気がつかないうちにファンクラブができてしまう
@kaminetu
第1話
「恋がしてぇな秋風なんで俺はモテないんだろうか?」
「モテるよなお前は男にさ」
そう俺は男にモテる。だが男にモテたいってわけじゃないんだ。俺はただ女子と仲良くがしたい。たくさんの女と俺はハーレムな風にするんだ。
「なぁまず女にモテたいなら変わらないとダメだろう」
「変わるね。どうやったら変われるんだ」
と俺ら二人は覗きをしていた。覗きの対象は剣道部の女子を狙ったものである。どうせ俺なんて相手にされないって分かっている。だから俺は女子を知ろうと覗いて女子について知ろうとしているのだ。
決してやましい気持ちで見ているわけではないわけないだろう。女子には輝かしい希望や未来があるんだ。
「おい見ろよ星晶、覗きがバレたみたいだ」
「あやべぇってなんで木野お前がいるんだよ」
「あんたね今日も懲りずにのぞきをしているんじゃないわよ」
当然無視して俺は覗きを続けた。だって今大事なシーンなんだぜってアレどうしたんだ。机なんて持ってやべぇ逃げるしかない。
「秋風逃げるぞ」
「逃げるなら覗きなんてしなければいいのだがな」
と言いつつガン見する秋風。俺と同じエロガキだが、俺よりは扱いが良く存在感がない。彼の顔は印象が強く、こんな覗きをする破廉恥な生徒ではないと思っているのだ。
「待て女の敵!!」
と机を持って窓から飛び降りて下着のまま駆けつけてくる。その数は十九人。
「どんだけ俺のことが好きだなんか」
「私はあんたのことなんか嫌いなんだからバーン」
見事机に俺はクリーンヒートしたが俺は何にもないかのように振る舞った。
「あんたが悪いんだからね。こんないかがわしい行為をして」
「安心しろ俺は大丈夫だからさ。それより自分の服を見ろよ」
と、ニッコリ微笑むと女子たちは顔を赤くして下着のままであることに気づき赤面をする。
「秋風はどこいたんだ」
「星晶ここだ。俺が足が遅いってこと忘れるなよ」
「星晶君本当に悪いわね」
と木野に言われた。ハァこれだからイケメンは覗きをしても許されるなんてズルすぎるだろう。
「いや別に俺も女子の嫌なんでもない」
言いたいことは、はっきり言わないとわからないだろう。だからコイツはズルいやつなんだ。
「貴方が女の敵の星晶晴雪さんですね。もう二度とこの学園で破廉恥なことはさせません」
「お姉さん胸がデカいですね。どんだけいいものを食べて育てられているんでしょうね。これは中々いい胸で」
「星晶相手にしてあげろ。半泣きだぞ相手にされなくて」
貞操逆転世界で覗きをする主人公を阻止するはずが見られて興奮して気がつかないうちにファンクラブができてしまう @kaminetu
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