詩「僕の影」

第43話「選択」

繰り返す

一人の日々

答えなんてない

ただ悲しいだけ

宇宙に比べれば

ましだなんて

良く分からないことを考えて

ただ痛みをやわらげてるつもりだけど

どこまでも傷ついていく

この掴めない孤独の正体が

一体何かと

そうただ揺れて揺れて

涙がでるほど

にじむのに

そのすべてから嫌われてるみたいに

答えが見えない

永遠にさまよって

永遠に落ちて行って

この固く閉じた暗闇に

心が淀んでいく

耳をふさいだって

聞こえてくるほど

最悪は繰り返す

もう何もしてないのに

なぜここまで

追い込まれて

死ぬ寸前まで来てしまうのだろうと

涙だ交じりに

深く傷ついて

ただこの定めを

ぶち壊したくて

それでも永遠に付きまとわれて

いつまでたったって

私は孤独に震えながら

生きていくほかないと

そう涙が伝う

ほんとにどうかしてるよ

こんな世界間違ってるよ

どうすれば浮かばれるかな

どうすれば助かるかな

わからないよ

痛いよ

苦しいよ

つらいよ

もう泣きたくないよ

ね、あなたはどうですか

私を見ていますか

自分の人生だけ追いかけてますか

そうですよね

みんな自分の人生を生きてますよね

いいんです

私なんてただのくだらない人ですから

弱虫で根性なしで学ぶ気のない

そんな嘆くばかりの人ですから

いいんです

大丈夫ですよ

あなたは私の知らないところで笑ってください

私のところには何もありませんから

何もありませんから。。。

あなたはあなたを生きてください

そのほうが賢い選択ですから。

ね、じゃ、もう会うこともありませんが。

お元気で。