詩「僕の影」

花無

シーズン1 / 孤独心理のリジェネーション

第1話「興ずるに晴れ」

そもそも論じるに値しない

それは叫びであり

また怒号である

ではそのあわいを詩として

綴ろうていく


しかして自身の言葉に

心的外因を言い得ているかは

また不確かであり

羅列的で自制のない

ノイズであり砂嵐であると言う事を

承知願いたい


しかして人生における

自身の立ち位置

それは環境下における

自身の振舞であり

心情をここら裏世界で吐露した所で

事実意図したメッセージが

環境に及ぶことはおよそ万に一つないだろう


では何故言葉を並べ

表現してまで、どこかアーティズムに

はたまた詩人なりものかと

そう芸術的、要約をしているかは


きっと発見を求めているからだろう

強いれば変化であり

悟ればやすしと言う

仏前ごとにも似ている


つまりはそうして僧になり

どこか自身を戒め

どこか自身に布石の面があるのではないかと

そういった


律することでの報い

そう因果応報といったような

回りまわる何かをここで探しているのかもしれない


果たして私は

どこへ向かい

何を思考し

そして何を得れば

納得し、良かったとそう開き直れるか

そういった、道をここから

始めたいと思う


これは不満を抱いて

やがて何かの光に身を置く

そんな算段の

ストーリーである


私が私であるために

いや

私が私を認めて生きれる

そんな憧憬の中の自身になるまでの


言葉足らずでぶっきらぼうな

私の詩編である


無論、変質地味た自身である

既に、これが誤った決断かもしれない

しかしそれでも

何かを得るために行動することに

きっと何か変化はあるはずだ


ではこれより

私は私を描く


いつかの晴れ間のために


では失敬

またの話で会おう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る