第14話 『第一回終わってるラジオ』@鬼灯 ①

「ん…頭痛い…」

「おはようアオ…」

「おはよう悠…真?あれ?何で裸…」

「皆起きたら取り敢えず説明するから服着てきてくれ……」

「えっうっうん…」


はぁ胃が痛てぇ…死にそう

責任取らないとなぁ…



「えー皆さん服を着て下さり本当にありがとうございます。まだ頭が混乱している方も居ると思われますがまずは1つ。」


そう言って流れるような動きで正座しそのまま頭を深く下げる


「いやほんとまじで申し訳ございません…」


「昨日の記憶あんま無いんじゃが昨日どうなったんじゃ?いや格好から大体察しはついてるが…」

「頭を…上げて…取り敢えず…説明…」




「あれは皆さんの酔いが信じられないレベルになり、酔った勢いか全員全裸になって僕が目を開けられなくなっていた時の事です」


「僕はこの場所に居たら過ちを犯し散らかしてしまうかと思い帰ろうとしたんですが目を閉じて尚且つ両脇をアオとタマに取り押さえられており抜け出すことは叶いませんでした」


「このままだとまずい。何とか2人を引き離さねばと思いこのままだと僕は獣になってしまうと2人に伝えたのですがそしたら2人はこう言いました」


「えっなればいいじゃん」


「と。僕はどうするのが正解だったのでしょうか今でもそれは分かりませんが、それを言われてしまった僕は危うく理性が弾け飛び粒子レベルで粉々になる…ことはかろうじてなく、この場に推し2人がいるということを心に刻み間違いを犯さないようにと務めました」


「僕の意思が固いとみたのか2人も僕から離れてくれて周りの様子は分かりませんが何とか乗り切ることが出来たのだと思いました」


「しかしそれは一時の安息でしか無かったのです。何処かに行った2人の気配が何故か2倍になって戻ってきたのです。冷や汗が止まりませんでした。」


「そして彼女は言いました。2人も良いって言っておるぞ…と。そこで僕の理性は完全になくなってしまい…気がついたらこんな事になってしまっていました」


「本当に申し訳ございませんでした。腹を切ってお詫びを申し上げます」


「いやちょっと待って待って!本当に小刀用意してんじゃないよ…!何処にあったのこれ…!」

「聞く限りもしかして儂のせいか?これ」

「恥ずかしい…///」

「私もいつの間にか…めちゃくちゃ飲んでた…止めれなかったのは私のせいでもある…」

「まぁ同意の上だったし私は気にしないよ?」

「私も…気持ちよかったし…」

「僕は元からウェルカムだったし」

「儂も兄上なら…」


「だとしても4人同時はないだろ…」


「まぁ儂のこと大切にしてくれるなら四股でも叶わんぞ?」

「僕は別に冷たくしてくれても…///」

「これ以上増やさず責任とってくれるなら私も大丈夫だよ」

「私は…甘やかして優しくしてくれるなら…」


「俺はいつの間にこんな好感度を…?」


ハーレムラブコメ主人公だったのか俺って

辿り着くまでに血を流しすぎた感はあるけど


「じゃあ2人っきりの日をそれぞれ曜日で決めて他は皆で一緒に居ようよ!」

「おっ良いねそれ」

「私も…良いと思う…」

「賛成なのじゃ」

「俺の意見って…」

「無いよ?」

「無いね」

「無い…」

「無いのじゃ」


無いのか…


──結果


月曜日:全員

火曜日:玉藻

水曜日:葵

木曜日:音子

金曜日:雪

土曜日:全員

日曜日:全員


「決まりじゃな!」

「あの俺の自由って…」

「儂らと二人っきりは嫌か…?配信の時はそりゃ別の場所居るぞ」

「いやそう言う訳では無いんですけど…」

「これで良いよねー?」

「勿論です!」


いやーほんとサイコーだな!毎日推しと一緒に居られるなんて!


「じゃあ今日は月曜じゃし皆で何かするかの」

「何します?」

「ボードゲームやりたい…」

「おっいいですね」


────結構後


「じゃ俺配信してきます」

「行ってらなのじゃ」

「行ってらー」

「皆で観戦しとくね…」

「作業BGMに使うね」

「えっやりにく」


Zでネタも募集したし頑張るかぁ

みんなに見られんのは緊張するなぁ…



【ラジオのスタジオの背景の左側に立ち絵が映っている】


・待機

・ラジオ楽しみ

・収益化早くしないかなぁ

・タイトルなんだ…?

・絶対やばいこと言う確信がある


『はい皆さんこんにちは〜定期配信にする予定の終わってるラジオのお時間です』


『この配信は様々?なコーナーに分けて色々終わってる話をして行きたいと思います』


『最初のコーナーは終わってるマシュメロのコーナーです。初配信から早2日嬉しいことにチャンネル登録者の数が10万人を超えた俺の元には日夜色々なマシュメロが届きます』


『このコーナーはその届いたマシュメロの中から終わってると思ったものを抜粋し供養していこうと思います。』


『最初のマシュメロはこちら「アイリス様と陽菜様に近付くなよ薄汚い男風情が。2人は男の人のことなんて知らないしこれからも知る必要は無いんだよ。お前が居るだけでこの箱にとって不利益になるから早く引退しろ」との事です』


・うわぁ

・典型的な激キショメロ

・ユニコーン君さぁ…


『これについて1つ聞きたいんですが何で社長には近付かないでって言わないんですか。言ってくださいよ、社長にも近付くなって。何で仲間外れにするんですか社長を!可哀想でしょ!』


・そのコメントが1番可哀想だよ

・触れて傷を抉るスタイル


『まぁ言っておきますが引退の予定は永劫にありません。次のマシュメロはこちら「お前のこと特定した。■■県■■市の■■■-■■■だろ?これをネットにばらまかれたくなかったらさっさと引退しろ」だそうです。モザイク部分は検閲した時に俺が入れておきました。』


・うわえぐ

・こんな事まですんのかユニコーン

・犯罪じゃない?


『まぁこんなこと言うのもあれですけどかすりもしてないので無問題ですね。じゃあこれ誰の住所なんだよって話になりますが』


・草

・こんなイキって外すマ?

・恥ずかちくて笑っちゃう

・草


『まぁきっとご自身の住所なんでしょう。3つ目…まぁ今日は3つまでにしようかな3つ目のマシュメロはこちら「ドーはサッカーのファーwww」と言うことでね。まぁ終わってますよね』


・これは草

・何でそんなに歌うの上手いねん

・勢いで笑う


『では続いてのコーナーに行きましょう。続いてのコーナーは「終わってる架空商品」のコーナーです。メールフォームに送って頂いた沢山の商品から特に面白かったものをピックアップして行きます』


────────────────────

カァッ(何か知らんけどこんな展開になりました)

カァッ(このラジオは結構某ピエロのVTuber様をリスペクトしております。ネタをパクることは無いようにして行きたいのでこれパクリじゃね?ってなったら教えてください)

カァッ(モチベに繋がるので感想や星ください)

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