信号待ってたら隣に立ってたのが幼馴染だった。どうしょっか。

第28話 マスコン懇親会

はぁ、ひどくない？？……………どうしてこうなるかなぁ。

「ねぇ、隼人。」

「なんだ。」

「対戦しよ。」

「いいけど、なんで？？桃花よ。」

「えっと、やりたいなぁと思って。」

「まぁいいけどさ。」

やってる最中。

「ねぇ、知ってる？？」

「なんだい豆〇ば。」

「私と一緒にしないで。」

「あ、ごめん。モノと一緒にされたくないよね。」

「は？？殺すぞ？？豆〇ばと一緒にしたのは万死に値するけど？？」

「すみませんでした。」

知らんかった。地雷がこんなとこに落ちてたとは……………。申し訳ないな。

「んで、なんだよ。」

「あ、そうだった。転校生来るんだって〜。」

「そうか。」

「しかも美人らしいよ？？」

興味ないって。そもそも、知ってるだろ？？

「興味無いな。そもそもお前いるし。」

「えへへ〜。」

「おい、イチャつくなー。自重しろー。」

「棒読みだな。駆。」

「ぐっ、バレたか。」

「青春だねぇ。楓ちゃん。」

「一緒に、しないで。そんな歳とってない。」

『おい、おいおいおい！？そんなこと言ったらキレちゃうでしょぉ！？さらを舐めちゃいけませんよ！？』

『あぁ、この子、終わったな。楓たん、いい子だったよ。』

「私をなんだと思ってるの？？しばくよ？？」

『すみません。』

『ごめんなさい。』

「私だって、私だってねぇ！！大人なんだよぉ！！」

『そうなの？？』

『知らなかった。』

「ガチで殺してやろうか？？」

『っていうか、駆って人は誰？？』

「あ、そっか。説明してなかった。」

『うん、お願いします。さらさん。』

『お願いします。』

「この2人はね───────ほやほやのカップル。因みに幼馴染。」

『おおおおおおお！！！！幼馴染！！オサコンってやつですかい？？』

『オサコンってなんだ？？』

『は？？知らねぇの？？ぶち殺すぞ。

まぁ、一応説明しとくか。

正式名称、幼馴染コンプレックス。

つまりは幼馴染大好き人間だよ。

まぁ、例を挙げるなら、そこにいる隼人と桃花だな。』

『なるほど。ちょっとなんか違和感あるけどわかる気がする。』

『違和感？？気にするな。一瞬で消し飛ぶ。』

『あふん。』

「この子達も闇抱えてるんだよねー。」

『ほほう？？( ･‧̫ ･ )✧︎』

『わくわく。』

「女の子…………えっと、香澄ちゃんがですね、」

『はいはい。』

『わくわく！！』

「駆くんを犯しまして、」

『ん？？』

『お？？ちょっと雲行きが──────』

「付き合った次第です。」

『おい、めっちゃ端折ったぁああああああ！？！？そこはちゃんと言うでしょ！？』

「いや、うんまぁそうなんだけどね。それまでしか話せないって言ってるんだよね。因みに駆くんは付き合って初日でまた奪われたそうです。」

『かわいそうに。』

『あれ？？隼人達はどうなの？？』

「実はですね、」

『わくわく！！』

『なーんかやな予感。』

「付き合ってないけど、クズな父親に唆されてキスをやりかけたそうです。未遂でした。」

『うーん、ギリセーフ………かなぁ？？』

『うん、セーフ。』

「まぁ、そう思うじゃん？？でもね、なんでか知らないけど──────学校で知らされてたって言うね。それからいじめの毎日。暴力は当然。落書き、成績改竄、挙句の果てに授業に遅れることが出来ないし、先に来てもダメ。だったらしいよ。」

『え、なにそれ。初めて聞くタイプのいじめなんだけど。』

『なんだかんだ重かった。ってか、成績改竄って何それ？？』

「隼人？？」

「なんだよ。桃花。」

「ねぇ、『成績改竄』ってなに？？」

「『なに？？』って、え？？…………あ」

やっべえーーーーー！！！！言ってねぇ！！どーしよ！？まぁ、正直に言うしかないよね。

「えっと、その──────成績を改ざんされました。」

「は？？」

「おい、隼人。」

「ねぇ、私に教えてくれなかったよね？？隣だったよね？？だから、見せてくれなかったの？？ねぇ、なんで？？分かってたけどさ。なんとなく。見せてくれない時点でさ？？」

1人激重感情を向けてくれてるのは無視しまして……………説明するかぁ。

「んーと、前にも説明したかもしれないけど、俺、犯罪未遂した訳じゃん。」

「それは分かるわ。」

「おう。」

「そうだね。」

「それが、『犯罪者』って進化したのは聞いたよね。」

『なんだそれ。酷すぎだろ。噂は尾ひれがつくとは言うけどそれは酷いな。』

「そうね。」

「不本意だかな。」

「うん。」

「えーと、それから真面目に受けてたんだけど、テストも100点とか連発出来るくらいにはいたんだよね。」

「確かに。いたわね。」

「うん、私は教わったから分かるよ。頭の良さ。それと、努力するもんね。」

「おー、それは俺らでもわかるな。」

「うん、分かるね。」

「それがなんとびっくり0点。あっはははははははははははははははははははは！！！」

『は？？笑い事じゃねぇだろ。こいつの中学今すぐリークしろ。』

『もうやってます。』

『それとSNSで書いとけ。『この高校はいじめと犯罪を犯すことに躊躇いがありません。』って。』

『いじめはわかるけど犯罪はどうして？？』

『決まってんだろ。落書きはアウトだ。立派な法律違反だな。それに、改竄もアウト。本来の点数とかは──────まぁ、シュレッダーとかにかけてるか。』

『流石にやばいな。この中学校。』

『だな。』

「おい、それは笑い事じゃ済まされないだろ。」

「いやー、よく受かったなーって思うね。まじで。」

「それは─────」

「校長と話が合ったって言うのもそうだけど、1番は『藤田くらい』さんかなぁ。」

「誰だ？？」

「あ、私達のクラスの1日だけ受け持った実習生？？」

「そうだ。んで、その人がなんと、うちの高校の校長の秘書さんでさぁ。あー、面白かった。」

「そんなことしてたんだ。」

「うん、う、うん？？？」

あれ？？おかしいな。ちょっと桃花の周りだけ─────空間がねじ曲がってんぞ？？

ん？？『さら』もか？？？

あれ？？楓もかよ。

ここはねじり放題な空間じゃないんですけど？？

「ねぇ、隼人。そこに直りなさい？？」

「え？？…………あ、はい。」

え、従うしかないじゃん。マジの目してるんだもん。

「罰を言うわ。」

「なぜに？？」

「申告しなかった罰ね。」

「えー……………」

いや、なんでここの全員は頷いてるの？？

「わかったよ。罰を受ける。」

「…………やったわね。これで罰を与えることが出来る。」

「え？？…え？？」

「ってことで、始めるわ。マスコン大会を。」

「具体的に何すんの？？」

「こうよ。……………来なさいっ！！」

「え？？グループ分け？？視聴者さんOKのグループ？？」

「それじゃ、上手い人来なさい。隼人をボコすわ。」

「え？？え？？？」

酷くね？？

え？？結果？？んなもん惨敗に決まってんだろ。気合いで香澄や楓、駆やさらは落とした。桃花と視聴者さんが強すぎる。あれは勝てん。

「というわけで、ごほう………コホン、罰を与えます。」

「はい。好きにしてください。」

「犯すわ。」

「は？？？？？？？どうゆうこと？？？？」

「頂くわ。」

「え、ちょ、ちょっとまてぇええええええええ！！！！」

「何かしら？？」

「え、何すんの？？」

「犯すわ。」

「なんで？？」

「Hしたいの。」

「わかったよ。好きにしろ。」

「それじゃぁ、頂くわね。」

もういいよ。すきにしてくれ。（諦めた。）

俺の童貞は美味しく桃花に頂かれました。気持ちよかった。

はい、始業式は終わりました。因みにまだ始業式って言うね。

星、フォロー、ハート、コメントをくれるとうれしいです。お願いします。ください。

他作品も読んでくれるとうれしいです。お願いします。質問とか答えれることが出来れば答えますのでコメントをしてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。