under the rose 第2話 彼岸花
彼岸花を家に入れてはいけないよ
誰かの聲がする
あれは死者に供する華 死人花
夏の影に浮かび上がる 見えぬまほろば
夏の残像に赫く赫く華は燃えゆ
香りすら無く 死の予感を放つ
華持ちて彼(か)の人は いつか見た空を仰ぎ
ひぐらしは夏の終わりを告げる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます