第3話「剣十肉」

20XX年4月5日13時45分。神奈川県警察車0112車内。


「そしたら、伏見さん。頑張ってね、無理はしないようにね。」

「はい!なにかあったらコハクちゃんもいるので。」

「絶対だめよ・・・。異能力は使っちゃ。」

「はい・・・。」

「どんまい。ご主人。」

「嵯峨さんもよろしくお願いします!」

「あぁ、まぁ、何もないとは思うけど、数珠丸も持ってるしな。」

「絶対にやめてください。」

「はいはい。さぁいくぞ。」


この人は、嵯峨火趙(さがかちょう)さん。日本有数の剣豪5名の『天ノ剣聖』と呼ばれる1人で【数珠丸】の異名を持つ剣士であり刑事さん。私はこの人とバディを組むこととなった。


何事もなくパトロールは終わった。部署に戻る途中・・・。


「そういえば、何と呼べばいい??」

「え??私のことですか?」

「あぁ、契約者はコハクと呼べばいいんだよな?」

「あ~~~そうです!!!うれしいなぁ名前覚えてるよ。コハクちゃん!!」

「うれしいが・・・。ご主人。名前。」

「あぁ~~~~~~~~、、、、なんでもうれしいです!伏見でもいなりでもなんでも。」

「そうか、、、そしたら、、、よろしくな。いなり。」

「はい!!!」


この人は、とっても堅物だと思ってたけどそんなことはないんだな~~~。



20XX年4月5日13時48分。神奈川県警察車0226車内。


「最後は、宮島さんね。ちゃんとパトロールしてきてね。」

「はい!頑張ってきます!!」

「よろしい。平良さん。よろしくお願いいたします!」

「よろこんで!!!!!」

「うわぁぁぁっぁぁっぁぁぁっぁ!!!!!!!」


この人は、平良琴莉(たいらことり)さん。午前中はとても元気だったが車のハンドルもとても荒々しい人だった。


何事もなくパトロールは終わった。部署に戻る途中・・・。


「なぁ何もなかったけど・・・。なんかご飯か買っていく??」

「え???パトロール中って良くないんじゃ???」

「大丈夫だよ。何があるかわからないじゃない?」

「はい。」

「なにがあってもいいように備えておくのが一流ってもんよ。」

「なるほど。そしたら焼き肉行きますか・・・?」

「いいね。。。!!!!」


何度も言うが。。。


この3人がこの物語は歩んでいく・・・。

そしてこの3人は世界を変える日が来る・・・。

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