異世界転生者の日常~ パワハラ上司の仕事をこなしていた新入社員の俺が、ある日のバクを境に最強になってた ~
お米パラダイス
第0話 プロローグ
この物語は俺が仕事を始めてから最強になるまでの物語。
そしてパワハラ上司がどれほどクズかを晒す物語でもある。
俺は4月から社会人になる予定だ。
毎日朝早く起きて、うるさい老害上司の説教を聞いて、夜遅く帰ってくる。
想像するだけで嫌な気分になる。
そんな生活俺は送りたくない。
楽して金を稼ぎたい。
説教なんて聞きたくない。
毎日女の子とイチャイチャする生活を送りたい。
そんな人生送る為には、やはり大企業に入社するしかなと思った俺は就活を頑張った。
勉強はもちろん、時事問題、面接対策を徹底的に行った。
本当に死に物狂い頑張った。
しかし落ちた。
受験した500社全て落ちた。
落ちた理由は分かっていた。
それは俺が難病を抱えているからだ。
親にいくつか病院に連れて行ってもらったが、誰も直せないと言われた。
世間一般では中二病といわれる病気だ。
小さい頃から俺が話した事を誰も理解してくれなかった……
例えば、
俺の右腕には伝説の魔獣が封印されてる事。
左目には全てを見通す事の出来る魔眼がある事。
まだ沢山あるのだが、とりあえず2つだけにしよう。
しかし俺は働かなければならない。
お金がないと生活をする事ができないからだ。
でも楽な仕事で高収入なのがいい。
こればかりは譲れない。
俺はそんな事を考えながら部屋でHowTubeの動画を見ていた。
落ちた気分を動画で紛らわせようとしていた。
そんな時、動画の画面から広告に移り変わった。
いい場面だったので少し腹に立つ。
「っち、広告かよダリーな」
男の耳に広告の音楽が聞こえた。
賑やかな音楽だ。
可愛いバニーガールの女性が元気よく歌っている。
♪ 仕事するなら~転生管理!
仕事するなら~転生管理!
管理!管理!転生者を皆で管理しよう!
仕事するなら~転生管理!
仕事するなら~転生管理!
皆で転生した転生者の管理をする【インバーター】で働こう!
朝10時出勤の15時帰り ※時々残業あり
初任給80万Gから能力次第で特別ボーナスも!!
条件)心が強い人必須
「え!80万G?」
男は目と耳を疑った。
それもそのはず。
本来初任給で80万G貰える会社など大手企業でもない。
しかも10時出勤の15時退勤。
こんな好物件はないだろう。
少し怪しいと思う部分はあるがそんな事知った事か!
「出勤時間10時から15時とか最高だろ。こんなの即応募だ!」
男は画面に書いてあった応募画面から登録していった。
まさかこれが悪魔的にブラック企業だったのをまだ知らない。
これから大変な毎日を送るとは知らずに。
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