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2024年7月13日



理化学研究所を中心とする国際共同研究グループは、お刺身の上のタンポポの研究で、T(タンポポを)、T(食べる)、N(なぜ)、通称「TTN現象」の発見論文を6月末に発表した。


お刺身の上の黄色いタンポポは、通常であれば端っこに撤去され、お刺身と直接的に関係持つことはないが、極稀に、タンポポを薬味の如く食べてしまう人が存在することを突き止めた。


今年6月にその世界的な発見を含め、大々的に発表したものの、論文には不備が多く指摘され、現在も調査中となっている。


お刺身関連の研究で有名な京都大学数理化学研究所では「あれはタンポポではなく菊。理研の論文には過誤がある。」と厳しい指摘と論文の取り下げを要求している状態となっている。


米ハーバード大学の「お刺身の上に乗ってる物体」研究の権威である、チャールズ・バカルディ教授は、「とても残念だ。あれはタンポポではない。菊と間違えるなんてありえない。」と怒りをあわらにしている。


「お刺身の上に乗っている物体の研究は日本人の起源や形成過程に関する科学的な証跡が期待できる重要な研究。たかがお刺身の菊と軽視するのは危険な思想と言わざるを得ない」と同教授は警告する。


昨年末に東京大学理学研究科化学教室の研究チームが、お刺身に乗っている「赤ちゃんの手のひらサイズの緑色の物体」が大葉(青じそ)であることを突き止めた。この発見は近年の研究成果として大きく、分野全体を前進させた。


関連する研究として、極稀にお刺身の横に配置された海藻サラダに混入している「透明な短い麺状の物体」の解明が急がれてる。理論宇宙物理学者の曽根太郎博士(京大理研)も「ダークマターの研究に関わる重要な事項。あの味のない透明な麺は前から気になっていた」と述懐する。


現在、居酒屋「わらやき屋 新宿店」でお刺身の上の菊に関する実証実験が行われている。「お刺身の上に菊が乗っている理由は依然として不明であるが、お刺身の上という宇宙を解明できる一歩と考えている」と研究者達は期待を寄せる。



2024年7月13日

[URL:英語の原文]


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