天竜直照の戦国転生記 〜井伊の血統と仲間とが紡ぐ新たな歴史〜

龐統

荒いなぁ、、

 ある日、主人公はいつものように戦国時代のゲームを楽しんでいた。突然、画面が眩い光で包まれ、次の瞬間、電子音が響き渡る。意識がぼんやりとする中、頭の中から聞こえてくる声に従い初期設定と呼ばれる作業を終えると、目の前に広がっていたのは見慣れない戦国時代の風景だった。


 ・・・・これからこの世界の説明を行います。

この世界は戦国時代の世界で、主にプレイヤーによって情勢が『史実』とは変化していきます。まずステータスを決めましょう。初めに割り振れるポイントは30です。それでは割り振ってください。


「え、えぇ!? どういうこと? いきなり光に包まれて、次の瞬間にはこの説明って…? 一体何が起こっているの!? 僕、ゲームの中に入ってしまったの!? しかも、この設定って…この時代って戦国時代だよね!?ま、まぁとりあえず変な声の言うとおりにしてみよう、何にもわからないからね、、」


 体力:5

 ・キャラの体力を示す数値

 ・ダメージを受けて0になると戦闘不能

 物理攻撃: 10

 ・物理攻撃力を示す数値

 ・物理攻撃依存や通常攻撃の与ダメージに影響

 物理耐性:10

 ・物理攻撃への耐性を示す数値

 ・物理依存攻撃で受けるダメージに影響

 魔法量:3

 ・魔法保持量を示す数値

 ・魔法を発動させる時に必要な魔力の保持量に影響

 魔法耐性:2

 ・魔法攻撃への耐性を示す数値

 ・魔法量依存攻撃で受けるダメージに影響

 ・体力回復技の効果量にも影響する。


「お、なんか選べた。じゃぁこれで!」


 次にに所有したい城を一つ選んでください。所有できる大きさはI級までの城ですそれでは選んでください。え?I級がわからないって?大体ですよ大体☆天下の名城はダメということです。それぞれの城には特性もあるのでよーく選んでください。


「じゃ、じゃぁ 特性出世が着く浜松城にしようかな。遠江国の浜松城でお願い!」


 わかりました。遠江国浜松城辺りでゲームを開始します。


「えぇ!辺り!?」


 そうです辺りです。


「先に言ってくれよ、、それにしても説明といい随分と荒いなぁ。まあしょうがないそこで行くか、、」


次の瞬間またも電子音が響き渡る。視界がだんだんと鮮明になってゆく。目の前に広がっているのは乾っからの大地、、暑い。意識がまだしっかりと戻っていないのだろうか。視界がゆっくりと閉ざされていった・・


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る