第13話 ジャンク屋

魔石やドロップアイテム、悪魔退治に関するすべての窓口になっているのがこの店だ。

【ハードロック専門店 Y&T】

表向きは、中古レコード屋なのだが、実際にハードな音楽が、ガンガンな訳だが、特殊なルートを持つ、特殊な取引場所なのである。


芹澤は、自身の装備のメンテと物資の補充、ドロップアイテムや素材の

売買にやってきた。


PK「あら、いらっしゃい~」


「ご無沙汰です」


PK「ヨッピー元気にしてた?」


「えぇ、なんとか、フィルさんも変わりなかったですか?」


PK「相変わらずよ」


おっ、なんだかクールな芹澤が、よくしゃべるというか、ヨッピーって呼ばれてんのか、でも悪い気はしてないみたいだな。


フィール ケネモア

【ハードロック専門店 Y&T】の店主

若いんだけど、落ち着きもあって、男性なんだけど女性みたいで、中性的な、つかみどころがない というのが、第一印象だ。

見た目は、なんというか、スタイリッシュ おねぇ だ。


芹澤の感覚と共有されてるからか、不思議と家族のような安心感がある。


PK「今日はどうしたのかしら?」


妖しく微笑みながら、フィルさんは、頬杖をついたまま聞いてきた。








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