妄想家から始める小説家生活 入門編
冬夜ミア(ふるやミアさん)
はじめに(原則と小説のルールについて)
文章を書くという原則について
初めに触れるべき点として、『文章を書く』とはどういうことかご存知だろか?
「小説を書きた!」「自分の妄想を文にしたい」と思って始めた人が多い事を前提に話しますが、恐らく「文章は文章でしょ」とか「思ったことを文字にすることでしょ」などと、義務教育の敗北かなと思う発言が飛び出てくるところであろう。
実際、偉そうにこれを書いている自分も似たような感想……もっとヒドイな。「世間は自分の上位的考えが理解できないんだ」とバカにしていたくらいだ。
しかし、多くの偉人たちの言葉や哲学者の話を訊いて、間違っていたのは自分だと気付かされたんですね。その『原則』は当たり前と言えば当たり前ですが、意外とできてない人も多く、読者の立場になった時、歯がゆい想いになります。
一体それは何なのか?と言いますと『相手に伝わるかどうか?』という点たった一つです。
そう!『相手に伝わるかどうか』です。(大事なので二度言いました)
何そんなこと……。などと、口開けて唖然としたかもしれませんが、マジでこれができてない人が多いです。
それでたまに「お前は俺の文章が理解できない頭悪い奴だ!」と罵られた経験がありまして、読者目線での自分は「なんでこうなったの?どうしてそこに繋がる?何が言いたいんだ?」と評価に困ったことがあります。それなのにブロックかけられたことがあって、「もうヤダ!」となりましたね……。
なお、クリエーター目線では「これが伝えたかったんだろうな、ここに解説が欲しかった。一体どんな表情をしてたんだろう?」と作り手だから分かる部分はありますが、基本的に『読者は文章だけが手がかり』です。もし、それを無視して書いてしまうならハッキリ言って「個人の妄想だけで終わらせろ」というのが万国共通です。
根本的な話、言語や文章というのは『誰かに伝えるために発明された方法』です。
その原則を満たせてない時点で、『燃えるゴミ』同然なので注意しましょう。
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