just a friend

第1話

　嘗て、SOLTというバンドがありました。そのバンドの曲の中でjust a friendという切ない曲があります。このCDを、僕は大切に持っています。そして、大切に聴いています。もしかしたら、現在この曲のCDは存在していないかもしれません。

　ヴォーカル、ギターの小柳裕美さんの迫力ある歌声はもちろんのこと、歌詞まで耳を澄ませていると、僕は、SOLTのいや、just a friendの中毒患者になってしまいました。

　そのくらい素晴らしい曲なのだけれども……。とある事情で生では聴くことが出来ません、非常に残念な曲なのであります。今、こうして、僕がjust a friendについての話を書いていると裕美さんに快く思われないかもしれないのだけれど、僕はこの曲への思いを皆に伝えたくて仕方がないので、裕美さんに叱られても僕は構いません。

　皆さんは、どうやって音楽情報を得ますか？　人それぞれ、様々な方法で曲と出逢うのでしょうが、皆さんの心に刺さった音楽は何ですか？

　僕は、just a friendが心に刺さったまま今日まできました。この状態がいつまで続くのか分かりませんが、僕はこの曲を大切にしていきたいと思います。

　最後に、歌詞を書きたいと思います。裕美さん、ごめんなさい🙇

　just a friend

　こんな恋をするなんて　あなたを好きになるなんて

　手を伸ばせば届く程　近すぎて　苦しくて

　彼女の事話す時　あなたはいつも微笑むの

　あたしはそれを聞きながら　あとどれくらい微笑み返すの？

　あなたへあふれる愛が　胸の中でないてる

　いつか伝えられたら　想い打ち明けられたら

　今日もまた眠れなくて　あなたの声聴きたくて

　受話器握りしめ立ち止まる　話す事なんて何もないから

　このまま　友達のまま　そっと見つめていよう

　今は失う方が　ずっと恐いから

　あなたへあふれる愛が　胸の中でないてる

　いつか伝えられたら　想い打ち明けられたら

　このまま　友達のまま　そっと見つめていよう

　今は失う方が　ずっと恐いから