異世界から戻ってきたらダンジョン化してました〜異世界で王と呼ばれた少年が戻ってきたら異世界からもヤンデレ娘達がやってきた〜
紅丸子
第1話 帰還
「それじゃあ、僕は行きます」
そう言うと1人の少年の周りが光り始めた。
その光の外から3人の女性が何か言っているのがわかった。
「ほ、本当に行ってしまうのですか?この私を置いて貴方様は本当に帰ってしまうのですか!?」
この国の王女らしき人が目の中に光が全くない真っ黒な目をしながら言っていた。
そしてその隣では、この国の騎士団長らしき人も何か言っている
「わ、私は!君と行くダンジョンや街が楽しかったんだぞ!こんな剣しか取り柄のない女を女らしくしてくれた君は私を置いて帰るのか!?」
騎士団長も王女と同じように真っ黒な目をしながら大声で叫んでいた。
もう1人は世界の聖女と言われる
女の子がまた目を真っ黒にしながら何かを言っていた。
「ねぇ?行ってしまうの?神から神託がありましたよ?貴方は私とずっといないといけないと。このまま置いて行くのは神が許しませんよ?早く戻りましょ?」
とニコニコしながら言っているのだが
そんな神託があの女神がするはずもない!
いや待てよあの女神ならありえるのか?
あのやばい女神なら…
僕の周りにある光が1番輝き出した時、
3人が同じ目を同じニコッと笑いながら言った
「絶対逃さないわ」
「絶対逃がさないぞ」
「絶対逃しませんわ」
と3人の言葉を聞いて冷や汗が止まらなくなり
僕は元いた地球に帰ってきたのだった。
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