7月29日 テストとスペース

 今日は待ちに待った韓国語のテストである。


 いつもより早く起床し、学校で朝食を取ったのち、校内で最後の復習をする。


 いくつかわからないことを穴埋めできたが、それでもわからないものもある。固有数詞とか固有数詞とか。大事なことなので二回言いました。


 テスト本番は、いつもとは違い、座席指定、学生証の携帯、携帯の没収までする徹底ぶり。


 小テストとは比べ物にならない「ガチ」感が肌で感じられた。


 テスト問題は、小テストと大体同じだったが、少しひねったところもあり、そこの単語が答えられなかった。あと固有数詞も。


 「解き終わったら帰っていいよ」という緩さがアンバランスだった。一つ一つの授業が独立している、大学ならではの制度だよな。


 午後は、授業の予習とテスト対策に費やした。具体的には、『アッシャー家の崩壊』を読んだ。


 授業終わりは、どうしてもこらえきれなかったので、ギターを練習した。


 一時間ほど弾いた。


 一昨日おとといよりも進歩しているだとか、そういう些細な違いは感じられなかったが、閉塞していた気分を破ってくれた、ような気がする。


 その後は家に戻って、テストのための小説を読んだ。『黒猫』。


 別の授業で取り上げられた――英米の迷信だから当然なのだが――黒猫の言い伝えが出てきて、少しうれしかった。


 前期でやったことは、無駄ではないんだな、と、そう思った。

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