ふわふわとした

猫の奴隷

第1話

うちには猫がいる。

たくさんいる。

毎日見てても飽きないしとても可愛い。


そしてたぶん死んだ猫たちもいる。


座っているとふわっと腕に感触がある。

私の座ってる近くには生きてる方の猫たちはいない。


料理をしてるとふわっと足にまとわりついてくる。

生きてる方の猫のときと違ってふわっと一瞬だけしかわからない。


もうずっと日常の一部でこれは誰かな?アレは誰っぽいなとか思ってた。


ただそれだけ


だったんだ。

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