アリスさんの苦しさを、本当の意味で理解できるのは、やはりアリスさんしかいません。
誰が正論をいくら言ったところで、何も心に響くことはないでしょう。
「わかります、その気持ち」
と言っても、「わかるわけがない」と思うのではないでしょうか?
ですから、私は物語を書きます。
少しでも「伝われ!」と考えて、物語を書きます。
編集済
【追記】すいません嘘です全然嘘です。
最新投稿を読ませてもらいましたが、きっと月兎さんの両親は一筋縄ではいかないのだと思います。
以下の文章で、
「エッセイを読む限り、きっと両親は優しくて素敵な二人なんだと思います」
だなんて書いてしまいましたが、撤回します。
すごく難しい状況にいるんだなと思います。
文章を消そうかとも思いましたが、せっかくなので残しておこうと思います。
【以下本文】
理由なんてどうだって良いんです。
他人から見てどんなにくだらない理由だとしても、それでいま、月兎さんが死にたくなるほど苦しんでいるのなら、
月兎さんが自分自身を甘やかして良い理由として、十分ではないでしょうか?
他人がどう思おうと、どうだって良いんです。
いま、月兎さんが受けている苦しみの理由はきっと、「推しの死」だけじゃなくて、
「そんなくだらない理由で体調悪くなるなんて、私は何やってるんだよバカ」とか、
「学校があるのに……高い学費で私立に通っているのに、鬱病なんて、これ以上親に迷惑をかけたくない……」
とか、
他の悩みが積み重なって、
ただでさえ追い込まれている自分に、さらに自分でプレッシャーをかけている状況なんじゃないでしょうか?
きっと月兎さんは、責任感が強くて、人に頼るのが苦手なタイプなんだと思います。
学校の課題も出来る限り自分で考えて、完璧主義で妥協できなくて、早く自立したいと思うタイプなんだと思います。
中学一年生の頃なんて特に思春期なので、全部自分でやらないとって、早く大人にならないとって、背伸びしてしまうんだと思います。
私も痛いほど分かります。
今の私は大学2年生ですが、バイトをやる余裕がなくて、お小遣いは全て親から貰っています。
大学受験中に鬱病になって、国公立に落ちたので、私立大学に通うことになり。
学費を一日あたりで割ると1万円くらいですね。毎日の交通費と学食を合わせて1000円。その他趣味のお金や服代なども全て両親に頼っている現状です。
できる事なら、早く自分で稼いで自立したいです……
両親に迷惑をかけたくない。出来ることなら誰にも頼らず、むしろ人から頼られるような存在になりたいだとか思います。
両親に頼るのは、きっと凄く勇気がいることだと思います。
エッセイを読む限り、きっと両親は優しくて素敵な二人なんだと思います。
月兎さんが助けの手を向ければ、喜んで力になってくれる両親なんだと思います。
でも、だからこそ、その優しさが辛いんですよね。
両親はこんなにも優しくしてくれているのに、自分を支えてくれているのに、お金も時間もかけてくれているのに……
どうして、私は元気になれないの?
またうつ病になってしまったの?
お父さんお母さんは、いつも私に優しくしてくれてるのに、
私のうつ病は、全然治らない……
愛情に応えられない……期待に応えられない………
私はダメな子供だ、親不孝者だ……出来損ないだ……
両親が支えてくれてるぶん、私も期待に答えられるように頑張らないといけないのに……もっともっと頑張って、良い大学に行って、良い会社に就職して、結婚して、幸せになって、
両親を安心させないと行けないのに……
どれだけ愛情を注がれても、頑張る力が湧いてこない。身体に力が入らない。
血を吐く想いで踏ん張っても、布団から起き上がることすらできない。
どうして、どうして、どうして……!!
私はダメな奴だ。私はもう永遠に頑張れない。頑張ろうと思っても頑張れない……
両親がどれだけ私に愛情を注いでも、私は両親の期待に応えられない……
だから二人とも、お願いだからもう、無駄なことはしないで。
私に期待したって無駄なんだから、私に愛情を注いだって全て無駄なんだから……
大丈夫、全部一人でやるから、自分でなんとかしてみせる。
これ以上頼りたくない。もう迷惑をかけたくない……
だから、私が、全部一人で、なんとかしないと……
僕はずっと、そんな風に思っていました。今もなお、両親に頼りっぱなしで、苦しく感じる時もあります。
ずっとずっと苦しかったですけど、私が辛くなるたびに、母が言ってくれる言葉があります。
「頑張らなくても、学校に行けなくても、そんなの関係なく愛してる」
って。
その言葉で、
「あぁ、全く頑張れなくても、頑張らなくても、生きていていいんだ」
って思って、聞いた時は大号泣しました。
それが小学校5年生、うつ病になって3ヶ月くらいの頃の話です。
母親はいろんな本で、鬱病や不登校の事を勉強してくれていたみたいです。
もちろん言葉一つで簡単に解決だなんてあり得ませんけどね。
「頑張らなくても生きていていい」だなんて、本当の意味では未だに私も思えていません。
でもきっと、月兎さんの両親は、ちゃんとうつ病のことを理解すればという条件つきですが、月兎さんの心の支えになってくれるんじゃないかと思います。
「無理して頑張らなくても、楽しく笑顔でいてくれるだけでお父さんお母さんは幸せなんだ」
って、言ってくれるんじゃないかと思います。
そちらの状況が分からないので、間違っているかもしれませんけど……
世の母親に、「良い大学や会社に通って娘が苦しそうにしている未来」と「不登校でもニートでも日雇いでも、笑って暮らしている未来」、どちらを望みますか?
と聞かれたら、迷いなく後者を選ぶんじゃないでしょうか?
だから、まぁ、両親は良い大学に入るとか出世とかよりもずっと、月兎さんの笑顔を望んでいると思います。
でも、そうは言ったものの、きっと月兎さんにとってはプレッシャーになってしまったと思います。
今の月兎さんは、笑おうと思っても笑えないし、幸せになることに絶望していると思いますから……
だから、両親の「幸せに笑って生きてほしい」という期待すら、いまは無視して構いません。無理して笑わなくて良いんです。
やりたくない事はできる限り両親に頼って、美味しいものとか欲しいものがあればお金を惜しまずおねだりして、できる限り自分自身を甘やかして欲しいんです。
そうして使ったお金は、いつか両親に返そうだなんて思わないで、
いつか稼いだお金は、自分の幸せのために使ってください。
親というのは、子供が可愛くて、子供のためのお金も時間もたくさん費やしたい生き物ですから、
我々子供はとことん甘えて、いつか親になったら、自分の子供に返しましょう。
とにかく布団でだらだら休んで、YouTubeでもラノベでもだらだら観て、「頑張らないこと、と、人に頼ること、を頑張ってみてほしいです」
長くなりましたが、自分を甘やかしていい理由を話してみたつもりです。
離れるのも苦しいかもしれないけれど、今は推しやその作品から距離を取った方がいいと思います。
大好きなキャラに傷つくのは月兎さんかも苦しいし、推しキャラだって悲しいと思います。
心が傷ついて血を流している時はまず血を止めてあげないと。かさぶたになり、傷が癒えたら見られる日がまた来ますよ。
あの作品は大作ですから、すぐでなくとも観られますし。
まずは自分の心を守りましょう。
自分に優しくしてあげて下さいね。
アニメ派ですが単行本は買ってて読むのはアニメで見た後にしようとしてましたが、たまらず読みました。
……すごい覚悟だと思います。みんなの勝利のために命をかけた時○くん……彼は納得してた。そして勝利に貢献しましたね。切断されても刀を離さない覚悟……すごい。
お兄さんとも再会できたから……報われたと思います。
彼の生きざま、称賛しましょう。素晴らしい少年。悲しい気持ちになるのもわかります……