第4話
僕は日に日に彼女に興味をもち
セクシービデオも観る様になっていた
(ただ、致している所は観ていない理由は分からないけどなんか嫌だから観ていない)
こんな可愛い子がセクシー女優とは、、、
彼女の写真集が発売されていたので躊躇うことも無く購入し、暇が有れば眺めていた。
そして、、、間も無くして
彼女の2冊目の写真集が発売される事が告知され
書店でイベントがある事を知ったのだ
これはチャンスだ!
その、イベントに行きたい!
何が何でも行きたい!
何処だ!
、、、
秋葉原!
近い!
参加条件を調べた
イベントする書店で予約し購入したら整理券が配られるみたいだ
まずは秋葉原に行こう
予約開始日に僕は秋葉原に向かい
写真集の予約をした。
すみません、伊藤ののさんの写真集を予約しに来たのですがどうすれば良いですか?
「少々お待ちください、担当に代わりますね」
しばらくして、担当の方がきた
「大変、お待たせしました。伊藤ののさんの写真集ですねぇ、何冊買いますかぁ?」
えっ!
写真集って複数買う物なのかと思い
ちょっと考えた
クスクスと笑い声が聞こえ
僕は顔をあげた
そこに立ってた人は間違いなく彼女だと確信した。なんせ毎日、彼女の顔をみているのだから間違える訳がない
でも、何で変装じみた事を、、、
いつも巻き髪の彼女なのに巻いておらずポニーテールに黒縁メガネをしている
その姿の彼女も堪らなく可愛い
僕は咄嗟に
ののさん?
ですよね?
「えっ!バレましたぁ?バレないと思ってたんだけどなぁ!ひょっとして熱烈なファンだね!ありがと!」
いや、ファン歴は短いです。
68日目です。
「えっ!」
「えーーー!!」
「数えてんのぉ!?」
出会った場面が衝撃だったんで
「そかそか、一枚で良いのかなぁ?」
ファンの方は何冊くらい買われるんですか?
「それが、、、何故か全く売れて無くて涙が出そうだよぉ!この業界は毎月の様に新人がデビューするからさぁ、人気が維持するのが大変だし、すぐに需要が無くなるからヒヤヒヤなんだよねぇ」
そうなんですね、何枚残ってるんですか?
全部買います。
「いやいや、それは大丈夫だよぉ!気を使わせちゃってごめんねぇ!」
そんな事ないですよ、、、
助けてもらったのは僕の方なんで
彼女は少し不思議そうな顔を見せていた
流石に、命を助けた相手が目の前に現れるなんて想像しないだろう
じゃー
二冊下さい
「ありがとねぇ!二冊も買ってくれてぇ、観賞用と保存用かなぁ?」
いえ、何となく二冊と言っただけです。
「そかそかぁ!イベント当日待ってるねぇ!必ず来るんだよぉ!青年よぉ!」
必ず来ます!会いたいんで!
「うん!ののも会いたいからぁ、風邪引かないでねぇ」
はいっ!と答えて書店を後にした。
流石に覚えてないか、、、
事は覚えて居ても顔までは流石に覚えて無いよな、、、、にしても本当に可愛い人だなぁ
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