笑われても、君が好き。登場人物設定紹介

高校一年生編

登場人物No.1「日車 団吉」

　日車　団吉　《ひぐるま　だんきち》

　性別：男性

　身長：170cm（初登場時）

　誕生日：5月5日

　初登場：高校一年生編・第1話

　本編の主人公。

　名字、名前がめずらしく、これまで何度も笑われてきたため、少し他の人に対する恐怖心みたいなものがあり、人と関わるのが苦手だった。

　そんな彼が、とある場面を見てしまうところから、物語は始まっていく。

　もちろん一番最初は、団吉くん。

　本編の主人公で、この特徴的な名前は、「人とかぶることがほとんどない名前にしよう」と思ってつけました。

　日車という姓は、かなり少ないながらも実際にいらっしゃるようです。まぁ探せば団吉という名もどこかにいそうではあります。「車だん吉」さんもいらっしゃいますし。車さんは芸名だったか。

　性格は優しく、一人称も「僕」で、荒ぶったり怒ったりすることがほとんどありません。

　その優しさが、のちに色々な人が寄って来る要因にもなったと思います。

　顔はカッコいいというより可愛いと言われることが多いです。

　なんか特徴がほしいけど、私が「カッコいい主人公」を作りたくないと思っていたところがあるため、「可愛い」が団吉くんの特徴の一つとなりました。

　その可愛さでどうも女の子が寄ってくるような……？　くそぅ、誰がそんなことを許した……（僻み）。

　趣味は本を読むこと。読書家なのはよく物語の中でも出てきます。

　小説、漫画、参考書、資料集、何でも好きです。

　部屋にも背の高い本棚があって、ぎっしりと本がつまっています。

　その他、電子書籍や、小説投稿サイトもよく見て読んでいるようです。

　時に好きなものを語ると、饒舌になってしまうことも……？

　得意なのは勉強。テストで学年上位にいけるくらいには勉強ができます。

　この「勉強ができる」というスキルも、のちに人が寄って来る要因の一つでもあります。学生時代、スポーツや勉強ができる人ってなんかモテたよね……みたいな。

　逆に苦手なのが、人付き合いと自己紹介と高いところ。

　私は登場人物に「苦手なこと」があってほしいと思っている人なので、団吉くんも完璧人間ではなく、苦手なことがあります。

　人付き合いは性格などによって、だんだんと克服されていく様が描かれています。自己紹介はまだちょっと苦手か。ただ高いところが苦手なのはずっとそのままですね……ごめんね。

　この物語は、登場人物の成長物語でもあるので、

　団吉くんも、人と関わることで少しずつ成長していきます。

　そういう時に主人公が完璧チートみたいな人間だと、成長要素がなくて面白くないなと思ったのでした。もちろん、物語によってはそういう主人公もありだと思います。

　なんだか最初は陰キャのぼっちくんみたいな感じになってしまいましたが、主人公らしく、だんだん成長していく彼を、そっと見守ってあげてもらえると嬉しいです。