第32話最終話 イカ食べたんか?
翌朝6時に起きた鯨は、「水くれああ、寝とったわ、アカン会社行かな!」
立ち上がっても服の白い埃をパンパンと叩き落としながら「イカ食べたんか?」
「また買うて来たるわ。本日はご愁傷様です。ほんならな。」
そそくさと葬儀場を後にした。
一人残った僕は喪主として10時に始まる本葬を待つ・・・。
鯨とは48年間親友として続いていた。
これから先も続くだろう親友として・・・。(了)
未病の夜更け しおとれもん @siotoremmon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます