【受賞式・開宴】


 敢えて、宴と呼ばせていただきましょう。

 天川賞受賞式……これより開宴となります。


 賞企画としては4回目となる、今企画。

 本開催にあたっては、きっかけとなる作品がございました。

 発表終了後、その方へは改めて感謝申し上げたいと思います。



◯ 発表に際しましてのごあいさつ



『 自主企画 【第2回 短編で魅せる・読ませる】 』


 

 こちらの企画に作品をお寄せくださったみなさま、

 そして、こちらの企画参加作品を御覧頂いたみなさまへ、

 心より、篤く御礼申し上げます。


 今回は、前回までとは一味違った作品が多く集まったように思えます。

 当初集まった作品の中のホラー作品の多さに………少々、失敗したかと思いましたが💦(←実はホラー苦手💦)

 読み始めてみると、そのどれもが恐怖ではなく興味へと転化されていく様がむしろ快感ですらありました。


 今回の作品群は、感動もさることながら、私を「唸らせる」作品がとても多かったように思えます。それと同時に、平均値ともいうべき作品全体の品質水準も間違いなく前回より上向いているような気がいたしました。

 単純な感動ではない、熱くたぎらせたり、力強く心に染み付いたり……新たな視点と考察をさせるに充分すぎるほどの作品の数々でした。


 折しも、序盤に読んだ作品がかなりの良作だったため、今回もその作品が企画の方向性を指し示してくれたような気がしております。


 企画閉幕時点での参加数、85作品───(主催者除く)


 完全とはいきませんでしたが、一応の読み解きは出来たように感じております。

 改めて、みなさまの創作に向ける愛と情熱に感謝したいと思います。


 重ねて申し上げますが、当企画は作品の優劣を比較するものではなく、作品の紹介と魅力の方向性を考察するものでございます。解説中、誤解を与えてしまうことがあるかもしれませんが、それは私の解説文が拙いためであり、作品を非難する意図はなく解釈の正解を示すためのものでもございません。


 全ての作品への敬意と尊重を、よろしくお願いいたします。


 併せて、今回は最初から作品へのURLを併示いたしております。

 こちらが、許可できないという作者様の御意向が在りましたら、主催者の方までご一報ください。


 ………………


 現状、この文をしたためている日付は7月14日深夜………。

 これより後に名作が飛び込んでくると、また書き直すことになるのかもしれませんが、現時点での概ねの感想は絞り出せたように思います。

 私の費やした時間の、およそ何十倍もの時間と労力を費やして紡ぎ出された作品の数々……そのすべての作品に、敬意と感謝を携え、いま発表の場に向かいたいと思います。


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