ボイスドラマ作成用の音声化短編という形式が初でしたが、地の文が最小限でテンポが良く読みやすいなと思いました。また、作者様が少ない文字数のなかで説明せずに描写するのが上手いので、読み始めてすぐ世界観に引き込まれました。主人公とヒロインの甘々な関係がとても良くて、読んでいるとつい顔がニヤけてしまいました。舞台が冬なのもまた二人の関係性とよく合っていて良きでございます。この二人の空気感をぜひボイスドラマという形で楽しんでみたいです。