ゲームが終わった後の冒険譚（ゲームブックアレンジ版）～ゲームとリアルのギャップはあまりに酷く、とことん間抜けで面白い～

まえがき ＆ 読み方の説明

　この小説は、「ゲームが終わった後の冒険譚（https://kakuyomu.jp/works/16817330657060896543）」をゲームブック形式に特殊アレンジしたものです。

①この小説における選択肢についての解説

・小文字のアルファベットの選択肢は、ショートカット（短縮）ルート。特に気になったシーン以外は、まずこちらを選択する事をお勧めします。

・大文字のアルファベットの選択肢は、そのシーンの詳細を細かに描きます。ただし大文字の選択肢のみの場合は、従来のゲームブック同様に見たいと思うシーンを選択してください。

・選択肢に（XX視点）とある場合は、物語をそのキャラクターの視点のものに変更する事ができます。一時的に主人公交代ができると考えて頂ければいいかと思います。

・選択肢によるゲームオーバーは、今のところ作る予定はありません。

②ゲームブック方式の小説を作った理由について（興味がなければ飛ばして貰って構いません）

　漫画を読む時に、ページをペラペラめくってカッコイイ戦闘シーンのみを選んで読むのは簡単です。好きなキャラが活躍しているシーンのみを読む事も、嫌いなキャラが出ているコマを飛ばす事だってできます。

　一方、それと同じことを小説でするのは割と骨が折れます。

　それに、物語の見せ場のシーンのみを読みたい人もいれば、ドラマや世界観を深く追求して楽しみたい人もいる。彼等の要望を従来の小説で同時に叶える事はできません。

　よってそれらを解決するため、作者が読者に見せたいシーンを選択するのではなく、読者が読みたいシーンを選べる小説を作ってみようと考えた訳です。

　実験的な試みではありますが、楽しんで頂ければ幸いです。