第9話 どういう採用基準じゃ!
私の妻は看護師だといいましたが、それは付き合い始めた頃は、女優の〇〇さんみたいな感じで、それはそれは可愛らしくて、会って1週間悩みぬいて、思い切って電話して、見事デートに誘うことができたのが、始まりでした。
今は、阿佐ヶ谷姉妹の3人目みたいな感じになりましたが、ケンカもありながらなんとか続いています。
向こうには、絶対にハゲると言ってましたが、それはその通りになりました。
仕事を始めて、新潟の田舎町に赴任になって、病院の研修で何か少し話す仕事をしたのですが、病院の新人さんの研修でした。
採用ホヤホヤ、地元の看護学校でたてで、どんな感じかなと思って、研修室のドアを開けて、演壇に立って見渡すと…
東京でもみたことのないような景色が広がっていました。
美人だらけです。
はぁ?なんじゃこりゃ、と驚きました。
この病院は、どういう基準で採用しているかわかりました。
ここに永住しようか、親の実家もあるし、と思いました。妻はその系列病院に勤めていて、コネを得て紹介してもらったのです。
病院に勤めているドクターに聞いたら「職場結婚が多いに決まってるじゃないか」と一言。まあそうでしょうね
高校の時にクラス1番とかそういう女の子は、だいたいクラス1カッコイイ男の子と付き合っていて、カッコイイは別としても決まった人がいて、早いウチに結婚してしまいます。
私の高校時代は、そのクラス1番の女の子の相手からみたら「一山いくらの男」「その他大勢」でしかないので、社会人になってからが勝負です。
昔、イモ欽トリオの「ハイスクール・ララバイ」という歌がありました。それが世の中というものです
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