間話
第二章登場魔術
●炎魔術
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広範囲を炎上させる魔術。
舞い上がる炎は上空にも有効であり、渦を巻きながら周囲を焼き尽くす。
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極めて強力な熱量を孕んだ火球を放ち、爆発させる魔術。
●水魔術
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特大の水球を放つ魔術。
液体を維持できる限界まで圧縮された水球はその大質量を炸裂させ相手を破壊する。
・《
水を圧縮した弾丸を放つ魔術。
唯の水ではあるが、その高圧の水弾は岩や金属をも削る。
・《
水を圧縮し、重く深い結界を作り出す魔術。
水は一つの結界であり、その深さはその結界の強度を表す。深淵は何人も届かないという神秘を孕んだ魔術でもある。
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大量の水を生み出し相手を押し流す魔術。
本来は上空から滝のように降らせるものであるが、足元から発生させ行動を制限するなどといった使われ方もする。
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地上の生命が立ち入ることを許されない深淵を再現する魔術。
力の無いものは一瞬にして藻屑へと変えられる。
●風魔術
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暴風を円状に発生させる魔術。
風そのものに殺傷能力はないが、立っていられないほどの強風は相手の自由を奪うことができ、相手を中心にして放てば動きを封じることもできる。
・《
野猪を模した暴風を生み出す魔術。
その見た目は唯の風が形作る野猪であるが、その内側、そして表面には狂風が吹き荒れており、触れるだけで弾き飛ばされる。
・《
巨大な嵐を圧縮し放出する魔術。
圧縮することなく規模をそのままに放てば、攻撃性はあまりなくとも天候を変えることができる。
●雷魔術
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鷲を模した雷光を生み出す魔術。
独立してはいるが術者の命令に逆らうことはなく、速度に特化した攻撃を得意とする。
・《
一定範囲内に幾つもの雷球を生み出す魔術。
雷球は一つ一つを操作することができ、触れるだけで相手を焼くことができる。
規模が大きくなれば非常に幻想的な景色を生み出す。
・《
天より一本の雷の槍を放つ魔術。
槍を模した雷を放つ魔術は存在するがこれはその比ではなく、その名の通り神の振るう一撃の如く只の一閃にて阻む者その全てを屠り去る…と言われている。
●岩魔術
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小山のような錐状の岩石を落下させる魔術。
変形させることでより広範囲を殲滅することもできる。
・《
《堕落有頂天》の素材を岩から鋼に変えたものであり、その形状は基となったものよりも遥かに鋭く、一点突破に優れている。
●氷魔術
・《
氷の斬撃を放つ魔術。
風と同じく視認がしずらく、技量によっては切断した断面を瞬時に冷却する。
《
氷の巨人を創造し操る魔術。
巨人の大きさや精密性は本人の技量に依存し、破壊力と耐久性に優れている。
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氷魔術の四節詠唱。
極寒の領域を創り出し周囲から温度と色を奪う魔術。
生物に対する殺傷能力は高くエネルギーを一瞬で奪うことが出来る。
●聖魔術
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肉体を治癒する真術。
魔力を対象の血液や肉体組織に変換し、欠損した部位を修復する。
病気等は治療できない。
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複数の対象に対して肉体強化を付与する魔術。
強化の上昇値は術者の技量に依存する。
●多重詠唱
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水、風、雷の三重詠唱。
吹き荒れる黒い雷雲を纏う魔術。
その外套を纏えばただそこにいるだけで大地が抉れる災害となる。
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水、火、風の三重詠唱。
極めて腐食性・溶解性の高い水を作り出し放出する魔術。
簡単に言うと超臨界水であり、それを魔術に落とし込むことで効果を助長し、触れるだけで同じ水に変えられてしまうという効果へと昇華している。
・《
雷、岩の二重詠唱。
創造した岩の礫に電極を付与し、強力な磁場を発生させることによって高速で撃ち出す魔術。
電極を付与すること自体は技術によって可能であるが、この魔術は創造→電極付与→射出の過程を一度に行うことが出来る。
・《
とある魔術師が独自に編み出した擬似的な星の核を再現する魔術。
火力を上げるため表面を高圧の流動個体が覆い、圧縮することでその内側で超熱を生み出している。
本来その魔術に込められた執念は天への憧れであるが、己の卑劣さを自覚している彼はその信念に従い天を堕とした。
●分類不明
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外付けの思考演算機関を付与する魔術。
基本は本人に負荷を与えることなく思考を加速させることが可能だが、演算能力自体は本人の情報処理能力に依存する。
・《
空間を断絶する程の超越的な結界によって異界を生成し、その領域内のあらゆる神秘を消失させる。
・《
●魔法
・《淵眼バロール》
存在する遍く万象を捉えることが出来る眼。
空間的な視覚は当然のことながら、通常人間や同一次元の存在では知覚することのできない上位存在や非物質的な存在をも視認することが可能であり、所有者であるギーリークは相手の構造内に遍在する「綻び」へ微細な魔力の揺らぎによって干渉し、破壊する。
・《???》
《解天真界》を突破したギーリークの数少ない術技。
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