第2話 状況を整理しよう
私と姉は転生したが姉は前世の記憶が無さそうだ
私は何故か前世の記憶がある
まず私の家族についてだな
私は貴族に転生したらしい
位は公爵でかなり高い
名はセレネ・リュミエール
今は7歳である
家族構成は
兄が四人ということだ
そしてこの世界のことについてまとめよう
ここはソレイユ帝国
この世界はどうやら魔法を使えるらしく私はステータスを確認したら全属性を使えるらしい。前世数少ない友人が言っていたチートと言うやつか
他にも真理眼、罪を裁くもの、精霊や神の加護など沢山あった
最初はラッキーと思っていたが能力のキリがなく少し引いた
この世界の神様は沢山いるらしく創造神の加護とかあった
怖すぎ
そして12歳から学園に入るらしくこの世界には中等部と高等部はあるが初等部はない
私以外の兄弟は皆学園に行っている
12歳までは家庭教師らしい
さてここで問題なのがある
てか問題しかないんだけど
私の父親は冷酷で有名だ
ほとんど家に帰ってこない
そしてモテると来た
きっと女に困らないのだろう
家に帰らないはまだいいんだ別に。
この屋敷の使用人と護衛騎士と家庭教師に問題がある
いくら兄弟や公爵が居ないからと好き放題しすぎである
物を平気で盗みご飯もろくな物を出さない
おかげで毎日森で狩りをしている。
護衛騎士は遊び呆け、家庭教師は虐待
私達の扱いが酷い
そのせいで姉……いや、お母様が日に日に弱っていっているのだ
元々体が丈夫な訳では無い
きっと母を子供を産む道具
公爵はそう思っていることだろう
兄弟も
私は一度だけあった記憶がある
皆冷たい人間だった
きっと前世のようになってしまったら私は何するか分からない
兄弟と父親はどうでもいい
私は母が幸せならそれでいいのだ
前世で家族にいい思い出がないからなのか心底本当にどうでもいいのだ
…私は母に聞いたのだ
お母様、何故か使用人を追い出さないのかと
「ごほっ、私が追い出そうとしてもきっと旦那様は使用人達を信じるわ。ごめんなさいね母親なのに何もしてやれなくて」
……なら証拠を作ってやればいいのだ
母をこんな目に遭わせたヤツら諸共どん底に落としてやる
そういえば光魔法は癒しの効果がある
私は寝ている母親にそっと
『どうかお母様が健康になりますよう、守護神様母をどうかお守りください』
そして
『私達を転生させた神をフルボッコにさせてください』
さて、今から邪魔者を排除するために色々頑張りますか
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