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  • あとがきへの応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。

     不思議な読後感の物語でした。哀しいとも幸せとも違う、それでいてどちらも含むような、何とも複雑な想いを覚えました。
     本当に妄執を抱いていたのは由美さんなのか、直樹君なのか……

     こうした感覚を教えて下さってありがとうございます。

    作者からの返信

    すみません。おはようございますになってしまいました。

    妄執を抱いていたのは由美か、直樹か。

    おお。そこに目を付けられるとは。
    死に向かう妄執。由美が引っ張ったようにも、直樹が引っ張ったようにも思える。
    終えてみれば解釈の一つとなってしまいましたが、元々の要点であったように思います。そういった部分に気がついていただけるのは嬉しいですね。

    こちらこそ、お読みいただいたうえにコメントまで、どうもありがとうございます。

  • あとがきへの応援コメント

    何とも言えない不思議な物語です。由美は本当に直樹のことが好きだったんだなぁと感じました。その思いの重さに直樹は支配されたのではと……(言い方悪くてすみません)
    指輪の映像が余韻に残る印象的なラストでした……!

    作者からの返信

    鋭いですね。解釈の一つということになってしまいましたが、タイトルにもある妄執とは思いの重さのことでもあります。棺とあわせて、この思いは死に向かっている。そんなイメージであったりしました。解釈次第では救いがあるかもしれないラストになってしまいましたけれど。

    言い方は決して悪くなどないですよ。その部分に目を付けてくださってありがたいくらいです。

    最後の指輪の描写は特に想いを込めて書いたので、余韻に残る印象的なラストと思っていただけたのなら、とても嬉しいです。

    コメント、どうもありがとうございます。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

     色々とあとからも工夫なさって、お書きになったのですね。
     切ない恋の物語でした。

    作者からの返信

    原型は当時の自分の力のなさもあり、ほぼそのままに公開することはできませんでした。今も拙いですが……。

    切ない恋の物語——。このようなすてきな表現をしていただいて、胸がいっぱいです。ここまで読んでいただいたこと、各話へのコメントと併せて、深く感謝申し上げます。

  • 後編への応援コメント

     由美さんは事故で寝たきりになり、直樹さんは罪悪感から、ずっと由美さんと付き合っていた夢を見ていたのでしょうか。
     だとしたら、切ないですね。

     彼女と一緒になれる薬って……

    作者からの返信

    そのあたりの答えというか考察は、あとがきとそのコメントの返信欄で語っております。……なんて、もう読まれたかと思いますけれど。

    はい。切ないですね。元は高校生のころあたりに書いた作品ですが、病んでいたのかこういう切なくやりきれない話もそれなりに考えておりました。

    切ないとのお言葉は、本当にとても嬉しいです。ありがとうございます。原型を書き上げたころの若い私にも聞かせてあげたいです。

  • 中編への応援コメント

     これは、どうなっているのでしょう。
     直樹さんの記憶に、何か齟齬が起きているのかしら。

    作者からの返信

    はい。記憶には確実に何か異変が起きていますね。

  • 前編への応援コメント

     コメント、お邪魔します。
     えっ、病院だなんて、いやな予感しますよね。
     行けばわかるって、どういうことでしょう。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    はい、不穏ですね。
    これは、そのまま読み進めていただけたらと……。

  • あとがきへの応援コメント

    過去に書かれた作品なのですね。
    全体の印象は静かで不思議なお話ですね。前編で、出だしが冬の夜だったので、ちょっと寒そうな夜の中、人を待っている主人公の気持ちの感覚で読んでいましたが、待てど相手は来ない。そこへ、中編へと展開する。
    がらっと雰囲気が変わります。気持ちも不思議な方向へ向かっていました。ホラーの要素もあるようなので、相手の方に何があったのか、そちらへ引かれました。
    後編へ続き、まさかの展開に驚きました。と、そこでラストに繋がる指輪と薬。
    結末はハッピーエンドのような感じでしょうか。
    眠っている少女にとって幸せだったのか。
    暗い感じはなかったですが、振られたとしても、彼女にとっても彼にとっても、幸せの道が続いていたのかな、と思いました。
    すみません、拙い感想で申し訳ありません。
    また、読ませてください。ありがとうございました。

    作者からの返信

    お読みいただくと共にコメントまで、どうもありがとうございます。

    結末は解釈次第、といった感じでしょうか。

    二人とも目覚めない眠り、あるいはそのまま——なんて解釈をするなら、今の私にはハッピーエンドとはとても思えません。

    あの薬が障害を等分するもので、由美が意識回復するものの、二人ともどこか脳機能に異常が残る。でも、二人で協力して生きていく。

    あるいは、直樹の記憶の混在はループによるもので、次の周回で幸せの道を辿る。吉村と新津のように付き合わず固執せず、それぞれで別に幸せになるのもいいかもですね。おっ、それならあの二人を出した意味も強くなりますね。

    そんな解釈なら、ハッピーエンドたりうるのではないかと。

    全体的に暗い作品と感じており、誰が好んで読むんだよと思うところもあったので、このような感想をいただいて、救われる思いです。

    拙い感想などとんでもなく、春野様の感想含むコメントには、いつも励ましていただいております。

    いつもありがとうございます。