〔第1章:第2節|荒んだ観光集落〕
暗く響くトンネルから出たワインレッドのSUVは、早い昼の淡い空の下、劣化の少ない舗装された山道を、右曲がりに上がり続けていた。
窓に映る自分の顔——見た目だけなら、だいぶやさぐれていたあの頃から、さほど変わってはいない。多少痩せて……もないか。引き締まっただけで、肉付きもそんなに変化がなく見える。
——衝動は戒められ、必要外に体現されない『正義』となった。
……いや、マジで。精神的な——意識的な意味で、だけれども。
少なくとも、〈十字ソレット〉で特別衝動的ということはない。特別『正義』に心酔もしてない。グレン曰く——「まだ慣れていない」。
ソウガは助手席の後ろに座り、程良い遠心力——ドライブ気分は、程々に心地の良いものであった。
「見ろよ。——待チニ待ッた、針子村だ」
車窓の背後に薄く現れたのは、あのとき屋上にいた黒人。不快なニヤケ面は今でも健在だ。
二つの顔の奥に映るのは、下界と呼べるほど低い山奥の一帯。正確には向こうが低いのではなく、こちらが高い位置関係だ。
「クソ田舎ね。——
助手席のシダレ——言い得て妙だった。
波打つように途切れることなく、雄大に広がる低い山々。
地図上は、奥の奥に海があるのだが、ここからは見えていない。左には森、右奥には大きく突き出た岩崖、その手前には——やっぱり森。そしてあとは——全て緑色の自然。
——ではなく東西南北自然の中央に、派手に目立つ一帯があった。
針子村。
〈いろは士陣隊〉によって廃村と成り、二度の世界大戦以降、長らく放置されていた一帯。
しかし半世紀ほど前に、何を思ったのか——というか何も知らなかったのだろう。そんな歴史は露も知らずの市の長と議会によって、隣接する市町村の合併計画に巻き込まれた。紆余曲折——詳細は知らないが、色々と経た結果、半分自然に戻りかけていた針子村は、観光集落へと再開発された。
現代ウケを狙い、派手な色合いの日本家屋を並べ、綺麗な水の通り道、という地理を活かすため、村中に細い水路を配備し、中央には大きな噴水を設置。補助金や支援金で、暇な老人や現金な田舎好きの者たちを集め、十年かけた観光地は完成した。
自然豊かなモダンスタイルの村————バカか。険しい山道を越えてまで誰が来るんだよ。
数十年経った現在、その風貌は派手な色彩でも、遠目から見ても陰々な心悲しさを漂わせていた。針子村は、諸所周辺に拡がる自然の、突如の来訪者——害獣対策として、集落の外周を柵で覆っている。そこそこの高さの柵が、出入り用に途絶え途絶えではあるものの、針子村を全体的に囲っていた。
「こんなところに住むなんて、バカね。任務じゃなかったら一生来ないわよ」
グレンの運転で、〈ソレット〉誕生の地が徐々に、視界から端に寄っていく。SUVは斜面を上がる。
——今は独りじゃない。その良し悪しはともかくとして。
「では——『捜索任務』を開始する」
〈十字ソレット〉の八人——グレン、クフリ、メイロ、キキ、ガンケイ、シダレ、バンキ、ソウガは、再び円陣を組んでいた。
針子村の南側——山間の谷間を挟んだ奥に位置する、山を上がった展望台。斜面を上がって到着した、遠目ではあるが、針子村とその周囲を一望できる場所。
展望台らしい頑丈で簡素な柵の中に、公衆トイレと簡易ベンチと、無駄に広い駐車場が広がっている。ここまで上がってきた車道と同じく、全体的に殆ど使われた様子がない。造りも簡素で、自動販売機すらない。
——〈継承ソレット〉のヴァイサー・ダンガは、昨夕の会議の後、
「『神裁鬼』が早く片付いたら……ま、行けたら行くよ」
と言い、下駄を鳴らして去って行った。……たぶん来る気はない。
円陣を組んでいるのは、各々の個性を抑えた——目立たぬよう、普遍的な服装をした八人。SUVと、白いバンが停まっている以外に、人も車も気配はなかった。
「今回はあくまで——〈四宝ソレット〉から委託された『捜索任務』だ。先に言っとくが、緊急時以外の武装も戦闘もなるべく避けるよう、心しておけ。まずはファンショ本人か、ファンショの来訪か帰還の証拠を探す。接触班は多少目立っても良いが、不審がられないよう、本気で観光するような気概で動け。緊急時は、無知な一般人のフリをして撤退しろ。監視班も基本的には、あまり指示を出さなくていい。塩梅は私で調整するから、村の記録と監視に集中すること。あくまで不審物や異常性のみ、目を光らせておけ」
「山の中で死体になってるかもしれないし?」
エィンツァー全員が嘲笑気味のシダレに眉を顰めたが、剣のヴァイサーは頷いた。
「そうだ。針子村が『巡回対象』だったという理由だけで、原因だと確定したわけじゃない。明日になったら帰還報告を受けるかもしれないし、このすぐ後に、バッタリ遭遇する可能性もある。今日のところはそんな肩肘張らずに自然に……気を楽にしてて良い。通信だけ断たないように。今はそれだけだ」
全員の口から「了解」が発せられた。
針子村の南側には観光集落としての名残で、大きな黄色の
虹のような形のそれは、集落では唯一の、歓迎の象徴でもある入り口であった。単純な出入りだけであれば、東と西にも、山道が繋がる柵の途絶えた場所があるが、車を歓迎するほどの大きさや整地具合は無い。東は広いが、工事のときにも使われたであろう、露見した土や小石がゴロゴロした砂利地帯。駐車もできるが、歓迎はされてないだろう。西はそもそも車の出入りができない、獣道行きの森。狭く細く、自転車でさえ走行は危ういほどの道だった。南の谷間の道と繋がっているが、そこまでして他の入り口を避ける理由もない。
娯楽施設の入り口のように、白くて丸いフォントで「針子村」と刻まれた、南の入り口。
その下を通過したSUV。
すぐ右に曲がり、観光客用に作られたのであろう、
午後を少し回った刻。空は淡く晴れ、まばらに薄い雲も見える。
運転席から出てきたのはクフリ——白無地の長袖シャツにジーンズ。薄桃色のカーディガンを羽織り、スニーカーがコンクリートに降り立つ。
続いて助手席から出てきたメイロ——和装から一変。紺色の長袖シャツと、近似色のカジュアルなベスト。アイボリーのズボンに、クフリとは色違いのスニーカー。
「意外と整備がされてるね」
と、その後ろの席から出てきたガンケイ。黒の半袖のパーカーの下に、長袖の黒Tシャツ。カーゴパンツに、駐車場を二、三度踏み締めたウォーキングシューズ。手に持っていた黒のスポーツ帽を目深に被る。
「使われてないだけじゃないかな? 私たち以外誰もいなさそうだし」
最後に車を降りたのはキキ——パステルイエローの薄手のカーディガンを羽織り、その下は白のワンピース。アンクル丈のジーンズとサンダル。首元に、太陽のような首飾りも。
観光客の装いの四人目——クフリとメイロは、サングラスを掛けた。
「来た」
開けっ放しの荷席の中で、パソコンの画面を見るシダレ。
画面に映るのは、草地を抜けて駐車場から出る四人。メイロが視野を動かすのに合わせ、映像が揺れる。サングラスに内蔵されているカメラの映像だ。
『——もしもし? バンキ?』
「オーケー、こッチもだ。感度良好」
後部座席にいたバンキが、同じく前にしていたパソコンから、クフリの声を拾った。
「グレン。二人とも繋がッたゼ」
車内にいたのは二人だけ。開いた荷席のすぐ後ろで、グレンは自分の眼鏡——サングラスと同じく、内蔵している通信機を起動していた。
「了解。——クフリ、聞こえるか?」
双眼鏡を手に、針子村を見下ろすグレン。
『——もしもし。グレン?』
「聞こえてる。メイロは?」
声が切り替わる。
『——快調。——ノイズ無し』
「よし。——キキとガンケイの姿は見えるか?」
グレンは隣で、双眼鏡を覗いているソウガに訊いた。
丸いレンズの先の遠くに、黒いスポーツ帽とパステルイエローのカーディガンを視る。
ソウガは頷いた。
「接触班、準備が済んだ。気をつけつつも怪しまれないよう進め。不審や懸念は報告しろ」
ソウガの外耳に付けられた通信機に、四人の『了解』が聞こえた。
「行きましょう」
四人の中では最年長——歳ではなく〈ソレット〉歴が最年長のクフリの先導で、一行は駐車場を出た。
針子村は、戦前からその名の通り、「針子」——メダカの稚魚が、特産品の一つであった。
山々を縫う大小の川が海へ向かう通り道でもあり、僻地ながらも存在できる理由は、外部と水路を繋ぎ合わせることが容易かったからでもある。作られた水路には清廉な水が常に流れており、廃村となる前までは、針子たちも往来していた。それが針子村の特産となり、養殖を叶えた始まりであった——と、云われている。
——因みに、お針子(針仕事をする女性)たちが住まう集落だったから、針子村と名付けられたとの、諸説もあったりする。
現代では、需要は薄くとも、水源からの恩恵は辿り着いていたため、技術と産業は失われてしまったが、再開発の一部に、遠目からでも近くからでもわかるほどに、葉脈のように広がる水路が反映されている。
「この辺でも、充分綺麗だね」
キキはしゃがむと、道脇で整備されている水路——の、綺麗で透明な水に触れた。
ガンケイは見るだけだ。
「昔はここにも、針子がいたらしいよ」
四人が歩いているのは、入り口から村の中央までを、一本道で繋ぐメインストリート。車が通れるほどの幅があるが、半端な再開発の影響か、舗装はされていない。目立つような障害物はなく、蜂蜜色の地面は剥き出し——集落の入り口に広めの駐車場を造っているあたり、そもそも車を乗り入れさせる気はないと思われる——そんなセンター通りの真ん中。
道の両脇には、小さな水路が伸びている。それは道と建物を区切るようで、視界の先まで真っ直ぐ伸びており、さらにその先もあちこち伸びているはずだ。
センター通りに沿うように立ち並ぶ、派手な色合いの建物群。褪せた派手な色で、日本家屋であるため、観光地としてはそれらしく見えるも、管理の爪の甘さもよく目立つ。
「こんにちは〜」
軽く手を振るキキ。駄菓子屋のような店先にいた老婆は、微笑で和かに手を振り返した。
「第一村人?」
ガンケイが呟いた。
「話しかけてみようよ」
キキは右側を指す。水路を跨いだ先に茶屋があった。外の席には、ひと組の老夫婦。
クフリは頷いた。
「行って来ていいわよ」
メイロも行く気はないらしく、キキとガンケイは二人で向かった。
「カルフォルニアロールみたい」
と、画面を見たシダレが言った。
映像には、ブルー、ピンク、イエロー、グリーンと、三角屋根だったり木目だったり、ひと昔前の建築様式の建物が、一つ一つ存在を主張するように、派手に続いていた。
見た目はそれほど巻物ではないが、ニュアンス的な印象のことであった。
「チャラつイた寿司だな。……チャらシ寿司ッテ、無かッたか?」
「あんたみたいに汚らしいわね」
車外では、グレンがソウガに訊く。
「異常は無いか? 何か不審物とかは?」
ソウガは双眼鏡を覗いたまま、首は横に振る。
「……いいや。ただの普通の村っぽい。強いて言うなら、観光客が珍しい」
「だろうな。わざわざ——」
グレンのポケットで、携帯画面端末が震えた。
「少し任せる」
「了解」
グレンはその場を離れた。
ソウガは、双眼鏡を下げた。針子村全体が、よく見渡せる。
内部で目立つのはやはり、中央ロータリーの噴水だ——単純に、ロータリーが広いから。
村外周付近は、空き地だったり荒地だったり田畑も見えるが、建物の数や密集度は、中央に近付くにつれて高くなっている。色も形も玉石金剛の日本家屋が、四方から湧き出ているように集まっていた。
その真ん中には、南のセンター通りと同じく、舗装されていない土道のロータリーがあり、その中心にあるのが噴水だった。
機能はしている。広い道幅のロータリーの中で、水が高めに噴き上がっている。村の広場、というような場所にも見え、数名の村人が付近に散在しているのも見える。観光の目玉にしては、少し頼りない気もするが。
村の外部で目立つのは、北に位置する巨大な岩崖。
村の東の砂利地帯——他の集落に繋がる山道の道と、その境の奥にある、巨大に伸びる縦長赤茶色の巨石。
高度で言えば今いる展望台の方が高いが、集落からはかなり高く聳え立ってる。岩崖の頂上は雲まで届きそうなほどだ。コンクリートのような道は、村の中には見当たらない。
双眼鏡を覗く——四人は北上中。特に異常はない。
至って普通の村だった。
今の所少なくとも、ソウガが遠目に見るだけでは。
「……ちらし寿司に、一票」
シダレは「ハ?」と、バンキが「シャッ!」と、聞こえた。
「行ってみる?」
キキが聞くと。
「行ってみたい?」
とクフリは聞き返した。
見ていたのは、おそらく土産屋であろう店。クフリは何となく見ていただけだが、キキは力強く頷く。
「じゃ、行こう」
キキは流れるように、ガンケイの手を掴む。
「——ン?」
「行こう!」
「っん⁉︎ 何で、おれ?」
慌てるガンケイを引っ張り、キキははしゃいでいた。
クフリはメイロを見ると、メイロは来た道を見返していた。〈ソレット〉歴も付き合いも、それなりには長い二人——その顔に、何かあるとクフリは察する。
「……どうしたの?」
「不明。——違和感だ」
視線の辿る先は、小さな商店の並ぶ角。数名の老人たちが縁側のような場所に座り、談笑している。視線に気付いて、クフリとメイロにゆっくりと手を振った。
『——田舎ニ慣レテネエだケジャネエのか?』
遠隔で監視していた者の声が、二人のサングラスから聞こえた。
煮え切らない「何か」を感じているメイロだったが、これ以上は何も分からないと、首を横に振る。
「曖昧。——詳細は不確定」
「警戒を飛ばし過ぎないで。怪しまれるのは問題よ。でも、必要ならグレンに報告して」
「了解。——まだいい」
二人の背後の奥から、能天気な呼び声が聞こえた。
「——ねえ〜! 水のペットボトルあるけど〜、折角だから、買ってく〜?」
「——はしゃぎ過ぎじゃないか、あいつ」
村全体を見ていたソウガ。キキは一人だけ、飛ぶようにあちこち出入りしていた。
「同姓からは嫌われるタイプね。いつものことだけど」
「画面酔いが酷い」と、文句を言って白バンから降りて来たシダレは、ソウガの隣で同じように、双眼鏡で村を見下ろしていた。確かにあの雰囲気は、異性からの好感度は高そうだと見える。
「彼女の美徳だ」
と、連絡を終えたグレンが戻ってきた。
「とんでもマイナス抱えてるけどね、アレ。——黒棒! キキに歩数計って付いてた?」
白バンに向かって叫ぶシダレ。白バンから、濁声が返ってくる。
「——付イテネエよ、お嬢チャン!」
「次『お嬢ちゃん』って言ったらあいつ、焼き切ってやるわ」
「普通にお前が悪いだろ」とソウガが言う前に、クフリの声が聞こえてきた。
『——泉に付いた』
「あイよ。見エテる。……正確ニは、噴水だケどな」
双眼鏡を覗くと確かに、ロータリーの真ん中にいる四人が見える。シダレは一度バンに戻ると、パソコンごと持って出てきた。折角だから、ソウガも横から覗かせてもらう。
画面の真ん中に映っているのは何を表現しているのか分からない、抽象的な白い彫刻。その先端から水は高く上がっているが、真上に上がり真下に落ちているために、広い水面の真ん中付近にしか見応えはない。水底も同じく白だが、ガラス片のような模様が、水面の輝きとの間で反射して…………まあ、ど田舎にしては、立派か……?
『——観光名所、ってのは……う〜ん…………』
キキも困惑した声を漏らす。
「クフリ。全員で写真でも撮れ——」
グレンのポケットで、携帯端末が再び震えた。
「ついでに少し見て回ると良い。失礼」
グレンは再び、バンから少し離れる。
『——キキ、それ置いて。ガンケイ? メイロ——メイロ? ——いや、私は大丈夫』
画面の中で、はしゃぐ娘と転けた少年と、離れた店の軒先にいた男が映る…クフリは大変そうだった。
目視で集落全体を見渡す。周辺警戒も兼ねて、自分たちの周囲も見る。展望台には誰もいない。近くを通る車さえもない。
『——メイロ。いえ、ありがとう。——キキ、ちょっと待って。——ごめんガンケイ、これ待ってて。私が払うわ……』
……村との接触は順調のようだった。気に入らないらしく、隣でシダレが欠伸をする。クフリに申し訳ないくらい暇だ。
こんな奇妙な事態を前に、不変的に落ち着いていられるのは……意識的ではなく、状況的な「慣れ」によるものだろう。この二年で、見た目以外はかなり変わってしまっているようだ。
——そりゃそうだ。超常現象だって、自分の知見に名を連ねるとは思わなかったのだ。両親の信仰対象だって、もしかすると万が一だと、存在する可能性さえある。
それはそれで癪だが。
通信機からは、キキとクフリの声。
『——何でソースなの?』
『——ん〜……? なんとなくかなぁ〜。——あっ、待って。笑ってないじゃん。やっぱ、もっかい撮ろ、もっかい!』
グレンが戻ってきた。
「クフリ、メイロ、聞こえるか?」
『——チーズで……グレン、聞こえてる』
『——ケチャップ? ——う〜ん……可愛いけど………』
ケチャップが可愛い? ——行方不明者の捜索にしては、穏やかな昼下がりであった。
「——全員、聞いてくれ」
グレンは通信先の接触班と、傍にいる監視班に告げる。
「アンテツから連絡があった。共闘任務を完了し、既に離脱。もう少しで、こっちに合流できるそうだ」
『——了解。一時撤退するべき? ……キキ? ガンケイ、それ違うわよ』
グレンは首を振った。
「いや、到着は夕暮れから夜だと。時間はまだあるから、多少楽しんで良いから、村の奥までひと通り、全域の撮影を頼む」
『——了解』
——どこかで、カラスが鳴いた。
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