時系列順 君がための物語
今から約100年前、この世界で初めて産業革命が起こった。
大地の浄化作用を盲信した地上の民らは
工業化を猛スピードで進める
それから数十年後、
環境汚染が深刻になり、特に大気汚染の影響を受けて
天翼人の住む『エデンの園』天大陸の環境破壊が壊滅的になる。
しかし、地上の民らにとっては
実際に見たことの無い、神話のような、おとぎ話のような雲の上の話をするよりは目先の利益の方が大事だった
天翼人はふたつにわかれた
壱、天に残る者
弐、地上に新たな生活を求め、降りる者
壱の中のひとつが、キュピィの両親
➡生活苦から金に困窮し、何人かいる子供の中から、値がつきそうな、容姿が特に優れたキュピを身売りする
弐の中のひとつはハンスの母
➡ヒューマンと結ばれ、生き延びるが
劣性遺伝...。
◆終章◆
ついに『世界石』(賢者の石)を見つけ、天大陸を再生させると同時に結界を貼る
エデンの園でたくさんの子供たち、
半分は翼を持ち、半分は翼がない
ab×bb➡aba:bb=1:1
に囲まれながら手を繋いで微笑みあっているふたり
翼の生えた女性の方はお腹が膨らんでる
『人は愛を紡ぎながら、生命の種を繋げていく』
『でも生命を繋げていくものは人だけではない』
『ネコも犬も、海のいきもの達だって変わらない。そして空を飛ぶ鳥も。』
『どうか彼らがこの先もずっと
空を飛び続けることが出来ますように』
『そんな世界が永遠に繋がって、未来になりればいいな』
『天大陸、エデンの園は再生された』
『世界石があったからだ』
『翼を持つ少女と翼を失った少年がその復活のために多くを犠牲にしたからだ』
『君に問う』
『この地球(ホシ)は君にとっての...。』
ーこれは『君がための物語』ー
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