無意識にバカにしていた?

今だからこそ思うことなのですが、私は「好きなことがあるならそれを目指すのが当たり前だろう!」という考えがあったがばかりに、周りの人を馬鹿にしていたのかもしれません。


もちろん、そんなつもりはありません。ただ、今振り返りその当時の友達と中学卒業後に疎遠になったことを考えると、この結論が浮かびました。


「えっ、好きなことがあるのに仕事にしないって、もったいないじゃんw」

「ていうか、やりたいことを途中で辞めるって、もったいなw」


思っていたような気がしますが、文章にして書き出すととんでもなく性格の悪い人が完成してしまいました。


いや、恐らく若気の至りではありますが20代前半くらいまでは結構この感覚を持っていました。


今だから暴露しますが聞いてください。誰に言ってるの?となりますが、私がかつて思っていたことを羅列します。


・仕事辞めたい!ってしんどそうに言ってるのに、社畜してるのなぜ?いやなんだったら辞めればいいじゃん。

・フリーランスで生きている人や、起業している人もいて、それに憧れる人も多いのに毎日満員電車に揺られて会社に縛られてる人の気がしれない。

・好きなことを仕事にできない!って諦めてる人、本当に仕事にしようと努力したの?それってただの負け犬の遠吠えだよね。


はい、もう性格の悪さがかなり出てしまいました。この時点で私のことが嫌すぎて閉じてしまった人もいると思います。


ですが、告白します。20代前半までは本気でこう考えていました!


うん、タイトルで「無意識にバカにしていた?」なんて書いていますが、完全にバカにしていますね。


この考えを持っていた私は、高校卒業して3ヶ月で学校から紹介された仕事を辞めた後、アルバイトをしながら小説家を目指す日々を始め、その後当時流行った情報商材のビジネスを知ってアルバイトを辞めてフリーランスに憧れます。


フリーランスでライターをしている私格好いい!と酔いしれると、「自分の書いた文章がお金になる」ということに味をしめた私は、小説を書くことを辞めてWebライターの道へと進みます。


これだけを書くと格好良く見えるかもしれませんが、始めてからしばらくはお小遣い程度しか稼げず、名前だけライターと名乗っている野郎でした。


もちろん稼げるわけがなく、色々挑戦をしますが貯金もつきてお金が・・・となったので、その後はアルバイトをしながらライターをするという生活が始まります。

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