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  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    頭に残る話でした。ラストシーンが凄く良かった。

    「シアワセノカタチ」はこの作品の強化版ですか?更新を楽しみにしています。

    作者からの返信

    @kkymcnさん、コメントありがとうございます!
    また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。

    そのように仰っていただき、本当に嬉しいです!
    大切にしていた家族写真を家に残し、自分の顔が塗り潰された家族写真を持ち帰ったのは、彼女なりの贖罪なのかもしれません。そして、願わくばこの家でもう一度やり直したいと、決して叶わぬ夢を写真に託したのかもしれません。

    >「シアワセノカタチ」はこの作品の強化版ですか?

    物語に直接的なつながりはありませんが、本作のように単に浮気・不倫モノで終わらない、いわゆる「ざまぁ」の先にあるモノを描きたいと考えて書かせていただいておりますので、ある意味強化版と言えるかと思います。

    >更新を楽しみにしています。

    とても嬉しいお言葉、本当にありがとうございます!
    ご期待を裏切らないように、完結まで飽きさせないような物語を紡いでまいります! 完結まで毎日午前11時30分に更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    夏に置いてきた写真への応援コメント

    下東さん、こんにちは。
    拝読し、なんて自己愛の強いひどい女なんだ……と愕然としました。
    しかし鬼畜な所業に青い怒りが湧き上がりつつも、最後に心に残ったのは怒りよりも、もぬけの殻の部屋のような虚無感でした。
    女性の独りよがりな酷薄さをコントロールする誠実な文章……、この物語にこの言葉はそぐわないかもしれませんが、素晴らしいと思いました。
    この度はありがとうございました。

    作者からの返信

    槙野さん、コメントありがとうございます!
    (返信が遅れまして、大変申し訳ございませんでした……!)
    また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。

    「バレなきゃ浮気じゃねぇんだよ」と言い放った知人がいます(疎遠しています)。優しい奥さんと複数人の子どももいるのに。もうやめておけと諭しましたが、「バレるわけねぇじゃん!」と笑っていました。

    浮気や不倫は病気です。ハマってしまうと、正常な判断ができなくなるのでしょうね。この物語の女性もそうです。彼女は家に帰ってくるまで「自分は被害者」だと思っている節があります。しかし、彼女はようやく気が付きました。不倫は「家族を深く傷つける罪深いこと」なのだと。自分は加害者なのだと。

    自分が持ってきた写真を空っぽの家に置いてきたのは、この家で過ごした幸せな時間をもう一度取り戻したかったのかもしれません。そして、自分の顔が塗り潰された写真を持ち帰ったのは、今からできる唯一の贖罪だと考えたのかもしれません。

    お褒めのお言葉を頂戴しまして、大変恐縮でございます!
    お読みいただきまして、ありがとうございました!

    編集済
  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    奥さん完全に性愛にのめり込んでラリってましたねー
    まあ間男が無職になったから別れも早かったですが、もし解雇されてなくても遠からず破局してたでしょうね、間男の浮気で…
    人妻を口説いて不倫させるような男に真実の愛()なんて求めるほうがバカなんですが、そういうのはラリっちゃうと気が付かないんだろうなー
    まあこの奥さんもまだ女ざかりだろうし、この痛すぎる経験を無駄にしないで自分なりに幸せになってもらいたいところだけど、貞操観念て一度狂うと治らない人もいるからなー
    夜の世界に沈んでいく気もしなくもないですね

    作者からの返信

    @chiochimorinさん、コメントありがとうございます!
    また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    完全にラリっていましたね……まさしく「不倫は麻薬」です。冷静に物事を把握・判断できなくなるのでしょうね。だから、不倫するような男の「愛」とやらを「真実」と見誤ってしまう。@chiochimorinさんの仰る通り、不倫する人間は信用なんてできませんし、何度も繰り返し同じことをするのに、私だけは違うと勘違いしてしまう。
    そして、気付いた時にはもう遅いわけで……

    >この痛すぎる経験を無駄にしないで自分なりに幸せになってもらいたい

    そうですね。でも、もう彼女が心から幸せになることはないと思います。
    二度と会えない自ら捨てた娘のことを死ぬまで心に抱えていかなければいけませんから……家に行かなければ、もう一度前を向いて頑張ろうという気持ちにもなったかもしれませんし、嘘をついてでも男を捕まえようという気持ちが湧いたかもしれませんが……

    >貞操観念て一度狂うと治らない人もいるからなー

    確かにいますね(笑
    実際、「バレなきゃ浮気じゃない」という迷言を残した知人がいます(今は疎遠にしています。たまに連絡が来ますが)

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    悪いのは完全に奥さんです。しかし、因果応報、悪因悪果とも言うべきか、全て自分にしっぺ返しがのしかかります。

    こんな事が世間ではわりとあるのだと言います。私には理解は出来ませんが、絶対に無いとも言い切れないのでしょう。

    では、そうならない為に何が出来るのか。

    やはり、パートナーとしっかりとコミュニケーションをとり、お互いにちゃんと向き合う事が大切なのでしょうね。

    相手は先ず一人の人間であり、異性?であり、パートナーであると言う事。その全てをお互いに、ちゃんと満足させてあげなければ、上手く行かないのかも知れませんね?

    結婚して、やるべき事をやっていたら、それに胡座をかいて良いと言うわけではない。そんな危機感を感じました。

    どこにでもいろんな誘惑や悪意があるものです。パートナーを疑いたくないなら、自分もしっかりしなければなりませんね。

    そして、人とは不完全で、とても不安定なものだと思います。
    そんな人間を自分のエゴだけで繋ぎ止めておくと言うのも、難しいのだろう、とも思いました。

    さりとて、失ったものは二度と帰って来ないでしょう。

    後悔しないように、一瞬一瞬を大切に活きて往かなければなりませんね。

    とても良い教訓になりました。ありがとうございますm(_ _)m

    作者からの返信

    かごのぼっちさん、苦手なジャンルにも関わらず、お読みいただきましたことに心から感謝しております。
    また素晴らしいレビューまでお寄せいただきましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。

    すべては、かごのぼっちさんの仰る通りだと思います。

    私の知り合いに四人の娘がいる男(零細企業の社長さん)がおり、周囲の評判も良いのですが、実際はクズのような男です。
    酒の席で、女性を取っ替え引っ替えしながら続ける不倫を羨ましいかと自慢するので、もういい加減やめておけと諭しましたが、「アイツ(妻)が気付くわけねぇじゃん。バレねぇ浮気は浮気じゃねぇんだ」とうそぶいていました。不倫や浮気をするひとは、みんなこんな思考をしているのでしょうね。それに、他人の言う「あのひとはとてもイイひと」という言葉が如何に信用できないかがよく分かります。
    ちなみに、この男とは疎遠にしています。きっと「下東は付き合いが悪すぎる」と私の悪口を肴に呑んでいることでしょう。全然構わないけど(笑

    不倫や浮気は当事者間だけの話ではなく、配偶者や子ども、周囲のひとたちの心に一生消えない深い傷を負わす非人道的な裏切り行為です。結局不倫相手にも捨てられ、辛い思いをすることになった彼女は、どこか自分を被害者だと感じていたようですが、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真を見て、如何に自分が元夫や娘を深く傷付けていたかに初めて気付きました。
    そんなぐちゃぐちゃになった写真を持ち帰ったのは、自分の犯した罪の重さと向き合って生きていくという彼女なりの贖罪なのでしょう。
    そして、自分の持ってきた写真を居間に置いていったのは、もう一度この家で幸せな三人家族を築きたいという、決して叶わぬ彼女の願望の現れなのかもしれません。

    同じ「不倫」「家族」をテーマにしながら、本作とはまったく真逆の内容で、ハッピーエンドに仕立てた『以心澱心』もたいへんご好評をいただいていますが、読者様の評価は本作の方が高く、その傾向もとても興味深いところです。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    しんどいです。

    作者からの返信

    @afrotenchoさん、コメントありがとうございます!

    悲しいことですが、こんなことが現実世界でもあちらこちらで起こっています。
    『不倫』という言葉を辞書で引くと「配偶者以外と肉体関係を結ぶこと」と説明されていますが、私はこの後に『それにより配偶者や子ども、周囲の人たちの心に一生消えることのない深い傷を負わす非人道的な裏切り行為』と続けるのが正しいと考えております。『不倫』や『浮気』は、不倫・浮気している当事者だけの問題ではないという当たり前のことが、もっと周知されることを祈ります。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    再婚禁止期間は今は180日じゃなく100日なんですよ。
    そして、妊娠していない事を医師に証明してもらえばその前でも再婚できます。

    作者からの返信

    @kazusinnさん、コメントありがとうございます!

    ご指摘いただき、重ねて御礼申し上げます!
    ご指摘に従い、再婚禁止期間の文言は削除しようと思います。
    私の持っている知識が古過ぎました。確認が必要でしたね……反省です。
    粗忽でお恥ずかしい限りです。。

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    おおお…、性の魅惑に耐えかねて、見事なまでに堕ちて行きましたね。

    しかし、娘までをあそこまで強く切り捨てられるものか…と驚きます。
    実際、同棲中の彼に言われるまま、子供を虐待死させる母親がいるのですから、こういう心理の母がいるということなのでしょうか。

    これほど腹立たしくも女々しい女を最後まで濁さず書き切るのは、お見事だと思います。

    読ませて頂きありがとうございました。

    作者からの返信

    幸まるさん、コメントありがとうございます!
    また本作にも大変なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。

    『不倫』という言葉を辞書で引くと「配偶者以外と肉体関係を結ぶこと」とあります。でも、本来はこの後に「それによって配偶者や子ども、周囲のひとの心に一生消えない深い傷を負わす非人道的な行為」と続けるのが正しいように思います。

    >実際、同棲中の彼に言われるまま、子供を虐待死させる母親がいる

    幸まるさんの仰る通り、不倫のために子どもを捨てる親もいれば、借金返済のために娘をアダルトビデオに出演させる親もいて、この世は考えられないことばかりです。。

    金の切れ目が縁の切れ目。「真実の愛」とやらはどこへやら。
    目が覚めた彼女に待っていたのは、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真でした。彼女はここでようやく、自分の不倫によってどれだけ家族を深く傷付けたかに気付きました。
    そんなぐちゃぐちゃの写真を持って帰ったのは、自分の罪の重さを直視して生きていこうとする彼女なりの贖罪なのでしょう。
    そして、自分の写真を居間に置いていったのは、もう一度この家で幸せな三人家族を築きたいという、決して叶わぬ彼女の願いの現れなのかもしれません。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    胸が苦しくなりますね。
    後悔してももう遅い。取り返しのつかないことをするときって当然、自分の行動の結果なわけですが、後になると不合理なことが多いような気がします。
    不倫は人を傷つける行為で誰も幸せになれないということを伝えてくれる作品でした。
    文章から伝わってくる自責の念がリアルでとてもよかったです。

    作者からの返信

    遥述ベルさん、コメントありがとうございます!
    また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    『不倫』という言葉を辞書で引くと「配偶者以外と肉体関係を結ぶこと」と書いてあります。でも、本当はこの後に「それにより配偶者や子ども、周囲のひとたちの心に一生消えない深い傷を負わせる非人道的な行為」と続けるべきことだと思っています。

    彼女は、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真を見て、初めて夫や娘をどれだけ深く傷付けたのかを知りました。そんなぐちゃぐちゃの写真を持ち帰ったのは、自分の犯した罪の重さを直視しながら生きていくという彼女なりの贖罪から来る行動だったのかもしれません。そして、自分の持ってきた写真を置いてきたのは、もう一度この家で幸せな三人家族を築きたいという決して叶わぬ彼女の願望の現れなのです。

    リアルでよかったと仰っていただき、本当に嬉しいです!
    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    とても心に迫る、突き刺さって来るような作品でした……
    失って気づく大切なモノと、激しい後悔……
    でもこの女性が悪い、と突き放せない自分も居たりします……

    作者からの返信

    京野さん、コメントありがとうございます!
    また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    その昔「不倫は文化」などとうそぶいたお馬鹿さんがいましたが、不倫は当事者間で完結することではなく、その配偶者や子ども、周囲のひとたちの心に一生消えない深い傷を負わせる行為です。『不倫は殺心(さつじん)』なのです。

    彼女は、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真によって、どれだけ元夫と娘を傷付けたのかを初めて理解しました。写真を持ち帰ったのは、自分の罪の重さを直視しながら生きていくという、彼女なりの贖罪なのかもしれません。

    >でもこの女性が悪い、と突き放せない自分も居たりします……

    これは貴重なご意見です! ありがとうございます!
    そういったお読みいただいた方の繊細で複雑な心の動きなども考慮した表現を描けるようになると、物語にももっと深みを持たせられるようになりますね。まだまだスキル不足です……

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    2000文字以内のお題企画にご参加ありがとうございます🙇
    本当に恋は盲目でしたね(>_<)
    あの時に冷静に判断できなかった自分が悪いから仕方ないですね
    何かを得るには何かを捨てなければならない
    それを間違うとこうなってしまうのだな、なんて思いました
    これから反省してがんばって生きていってほしいです

    作者からの返信

    クロノヒョウさん、コメントありがとうございます!
    また本作にも大変なご評価をお寄せいただきましたこと、心より御礼申し上げます。

    不倫は麻薬。溺れる彼女たちは、視野が極めて狭まっており、自分たちのことしか考えられなくなっています。その行為がどれだけ配偶者や子ども、周囲のひとたちの心に一生消えない深い傷を負わすことになるのか、それが理解できなくなるのでしょう。『不倫は殺心(さつじん)』なのに……

    実は、隠し場所の鍵や居間に捨ててあった写真はわざとなのです。元夫と娘は、彼女が家に帰ってくるであろうことを理解していました。
    元夫と娘の「夏に置いてきた写真」は、彼女への最後の復讐であり、彼女との完全なる決別を意味しています。
    その写真と差し替えた彼女の「夏に置いてきた写真」は、もう一度この家で幸せな三人家族を築きたいという、決して叶わぬ彼女の望みを意味しています。

    自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真によって、どれだけ元夫と娘を傷付けたのかを初めて理解した彼女。写真を持ち帰ったのは、自分の罪の重さを直視しながら生きていくという、彼女なりの贖罪からくる行動だったのかもしれません。

    素敵な企画に参加させていただきまして、ありがとうございました!

    編集済
  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    下東さん、おはようございます😊

    >私は自分の犯した不倫という罪の重さ、そして自分が捨てたモノの大きさに気付き、心が潰れそうになりながら家を後にした。
    結婚生活の中には甘いときめきはなく女として見てもらえなくなる寂しさもあるかもしれません。
    が、一時的な快楽に流されたその結果、その代償はあまりにも大きいですね。
    2000文字ぴったりのこの作品に深く考えられさせられます。

    私は、この逆の立場でどん底を味わった経験があります。
    身につまされます。

    作者からの返信

    この美さん、こんにちは。
    いつもコメントと過分なご評価を賜り、本当にありがとうございます!

    不倫は「配偶者以外と肉体関係を結ぶこと」を指しますが、この後に『それにより配偶者や子ども、周囲のひとたちの心に一生消えない深い傷を負わせる非人道的な行動・行為』と続けるべきものだと考えております。『不倫は殺心(さつじん)』なのです。

    物語の裏設定ですが、不倫相手がスーパーをクビになったのは、元夫がスーパーの経営元に管理責任を問うたからです。
    そして、最後の「家」ですが、隠し場所に鍵をそのままにしておいたのも、あの写真を居間に放置したのも、実はわざとなのです。彼女が家に帰ってくるであろうことを元夫と娘は理解していました。
    彼女は持ってきた写真を置き、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真を持ち帰りましたが、それは自分の犯した罪の重さを直視しながら生きていくという、彼女なりの贖罪からの行動なのかもしれません。

    元夫と娘の「夏に置いてきた写真」は、彼女への最後の復讐であり、彼女との完全なる決別を意味しています。
    その写真と差し替えた彼女の「夏に置いてきた写真」は、もう一度この家で幸せな三人家族を築きたいという、決して叶わぬ彼女の望みを意味しています。

    誰も幸せになれない不倫。
    少しでも減ることを祈りたいと思います。

    >どん底を味わった経験があります

    『流転の時』、まだ拝読させていただいておりませんでしたので、拝読させていただきます。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

    編集済
  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    バカだねえ。
    いっときの快楽に身を任せ溺れ、全てを失って。
    いつまでも美しい女性はいない。
    家族とともに年老いて、その皮膚の皺までもが愛しいと感じることこそ愛だと知らなかったのかしら。
    ご主人の人生を奪い、娘さんの将来までも。
    哀しいお話でした。

    作者からの返信

    オカンさん、コメントありがとうございます!
    また本作にも過分なご評価をお寄せいただきましたこと、重ねて厚く厚く御礼申し上げます。

    >バカだねえ

    その一言につきますね。
    でも、この作品がノンフィクションだと言っても違和感がないような事案が本当に多いように思います。悲しく、そして卑しい現実ですね。。

    >ご主人の人生を奪い、娘さんの将来までも

    彼女は、がらんどうの家で拾った自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真を見て、ようやくそれに気付きました。自分の不倫がどれだけ夫と娘を深く傷付けたのかを。
    不倫は当事者だけで完結するものではなく、裏切った配偶者や娘、周囲のひとたちに一生消えない深い傷を負わす『殺心(さつじん)』なのです。

    彼女がぐちゃぐちゃの写真を持ち帰ったのは、自分の犯した罪の重さを直視して生きていくという彼女なりの贖罪なのかもしれません。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    今はこういう物語の様な不倫からの破滅が頻繁に起こってますよねー
    物語とかドラマとかで散々見てる筈なのにどうして不倫をしてしまうのか……
    女として見てくれるのがいいと思うなら結婚して子供産むなよと言いたいですな

    なるべくしてなったバッドエンドですが、まぁ此処迄報いを受けてるんだしもういいかな こんなのと親権を持たなかったのはせめてもの救い(子にとって

    作者からの返信

    あるまんさん、コメントありがとうございます!
    また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    あるまんさんの仰る通り、ノンフィクションだと言っても疑われない内容かと思います。
    その昔「不倫は文化」などとうそぶいたお馬鹿さんがいましたが、不倫は「配偶者以外と肉体関係を結ぶこと」だけでなく、『それによって配偶者や子ども、周囲の人間に一生消えない深い傷を刻みつけること』でもあると思います。『不倫は殺心(さつじん)』なのです。

    彼女は、がらんどうの家に残された自分の顔が塗り潰された写真を見て、初めて夫と娘をどれだけ深く傷付けたかに気付きました。ぐちゃぐちゃの写真を持ち帰ったのは、自分の罪を直視するという彼女なりの贖罪であり、自分の写真を置いていったのは、この家でもう一度幸せな三人家族を築きたいという、彼女の決して叶わぬ願いなのかもしれません。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

     バッドエンドはあまり好きではないですけど、これは心に刺さるものがありますね……

    作者からの返信

    ハクセキレイさん、コメントありがとうございます!
    また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    不倫の代償は、すべてを失うことでした。
    悲惨な状況におかれた彼女は、家族でいられた頃の時間を取り戻そうと家に向かいましたが、自分の顔が塗り潰された写真を見て気付きます。
    不倫によって、どれだけ夫と娘を深く傷付けたかを。
    そして、夫と娘は自分以上の苦しみを心に抱えているのだと。

    自分の持ってきた三人の写真を残し、捨てられていたぐちゃぐちゃの写真を持ち帰ったのは、彼女なりの贖罪であり、もう一度あの家で幸せな三人家族を……という決して叶わぬ願いが込められているのかもしれません。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!

  • 夏に置いてきた写真への応援コメント

    結果はハッピーエンドじゃないのかもしれませんが、ストーリーがとても心に残りました。

    作者からの返信

    ろくろわさん、コメントありがとうございます!
    また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

    彼女は不倫という麻薬に溺れ、最終的にすべてを失いました。
    最後に、三人の写っていた写真を無人の家に置き、自分の顔が塗り潰されたぐちゃぐちゃの写真を持ち帰ったのは、自分のやってしまったことの結果を直視しながら生きていくという、彼女なりの贖罪なのかもしれませんね。

    お読みいただきまして、ありがとうございました!