第2話 都知事選挙に対する不謹慎なご意見帳~令和6年その2

まず、前提として本文は、只の『感想』である。

一言だ。今回の都知事選を一言でまとめよう。


 * * * 


褒めて使わす。

投票率は60.62%で前回(55.00%)を上回った。

選挙の重要性を、義務教育で教えられていないにもかかわらずだ。

本来なら、「公民」辺りでもっと時間をかけるべきはずなのだがな。

まあ、よい。本題に入るとしよう。


 * * * 


得票率の高い者の上位三名を発表。


一位:小池百合子氏(現職)

 得票数は計291万8015票(得票率42・77%)。

 前回2020年都知事選の366万1371票より約74万票減らした。


二位:石丸伸二氏(前立憲民主党参院議員)

 計165万8363票(24・30%)


三位:蓮舫氏(前立憲民主党参院議員)

 計128万3262票(18・81%)


以降は、1割に満たないので、泡沫候補とみなす。

また、供託金300万円は没収となる。


 * * * 


成程、予想外と言えば、予想外だった。

では、予想を外した原因を分析しよう。


最大の原因は、『ネット』だ。

これを駆使した『知名度』が、馬鹿にならない。

現に、『ネット後進民』の高齢者に頼った現職が、前回より得票数を減じている。

因みに、2020年~2023年の死亡者数約52万人となる。

更に、ネットの普及が加速した為、更なる追い打ちをかけたのであろう。

恐らく、現職は次回出馬しても、200万票を大きく超える事もなかろう。


が、残りがこの体たらくでは、『盤石』と言えよう。


で、二位に躍進した前立憲民主党参院議員は、むしろだ。

むしろ、『ネット』を最大限活用した選挙戦を展開していた。

結果、若い層の取り込みに成功。


最後に、三位に躍進した前立憲民主党参院議員だ。

毎度の事だが、言わせて貰おう。

「『二位』じゃダメなんですか。」の人に、『三位』と言う破格の待遇。


しかも、両者合計で、現職を上回る健闘ぶりだが、『国政』に舵を切るそうだ。

やはり、次回も『現職』が、『盤石』と言えよう。


 * * * 


最後に、一つ。

「『二位』じゃダメなんですか。」の人に、『三位』と言う破格の待遇。

都民は、何て優しいのだ。

最下位で丁度よかろうに。


(終わり)

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